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2025.05.18

歯ぎしり・食いしばりの裏に「夜間低血糖」!?

おはようございます。暖かい季節となり、近所の公園では色とりどりの花々に癒される日々です。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

本日は、歯ぎしり食いしばりの意外な原因についてお話ししたいと思います。
食いしばりに悩む女性


歯ぎしり・食いしばりの裏に「夜間低血糖」!?

「マウスピースをつけて寝ても改善しない」

「朝起きても疲れが取れない」

「夜中に悪夢を見たり、寝汗をかくことがある」

このようなお悩みをお持ちの方は、もしかすると夜間低血糖が関係しているかもしれません。


■ 夜間低血糖とは?

私たちの体は、睡眠中でも血糖値のバランスを保つためにホルモンを分泌しています。

しかし、食事の内容や生活習慣、お薬の影響によって血糖値が大きく下がってしまうことがあり、これを「夜間低血糖」と呼びます。

血糖値が下がると、体はそれを補おうとしてアドレナリンコルチゾールなどのホルモンを分泌し、交感神経が優位になります。

その結果、睡眠が浅くなり、「歯ぎしり」「食いしばり」「いびき」などが起こりやすくなります。


■ こんな症状がある方は要注意!

  • 夜中に何度も目が覚める

  • 朝起きても疲れが残っている

  • 寝汗をかいたり、悪夢を見やすい

  • 歯ぎしり・食いしばりがひどい

  • 朝の口臭や頭痛が気になる

これらは、夜間の血糖値の低下が関係している可能性があります。


■ 低血糖になる原因とは?

  • 寝る前の糖質の摂りすぎ(インスリンの過剰分泌)

  • 糖尿病治療薬の効きすぎ

  • 間違った食事制限や栄養不足

  • 慢性的なストレスや生活リズムの乱れ

低血糖になると、体は血糖を上げようとしてホルモンを多量に分泌。

その結果、神経が興奮し、眠っている間も「戦闘モード」になってしまうのです。

これが、歯ぎしり・寝汗・悪夢の原因になると考えられています。


■ 改善のカギは「食事」

血糖値を安定させるには、食べ方を見直すことがとても大切です。

◎おすすめの食べ方

  • 白米・パン・甘いお菓子など、糖質の摂りすぎを避ける

  • たんぱく質や脂質をしっかり摂る

  • 「ご飯→主菜→副菜」ではなく、「野菜→たんぱく質→ご飯」の順番で食べる

  • 寝る前に少量のおにぎりプロテインなどで軽く補給する


■ 歯の健康と血糖値の関係

血糖値の急変動は、**TCH(歯列接触癖)**とも深く関係していると言われています。

また、インプラントや詰め物・かぶせ物を長持ちさせるためにも、血糖値の安定は非常に重要です。


皆さまの未来の健康と笑顔のために、

これからも日々学びを深め、少しでもお役に立てるよう努めてまいります。


世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 佐藤

『当院では、患者様一人ひとりに心から寄り添い、最高の歯科医療を提供します。』

経験豊富なスタッフが最新の設備を駆使し、歯の健康を保つための最善の方法で治療を行ってまいります。

また、患者様に安心して通院していただけるように院内の清潔さと快適な環境づくりにも力を入れています。

治療計画は患者様と共に立て、納得いただいた上で進めていきます。

そして、治療後もアフターケアを大切にし、持続的に健康をサポートいたします。

皆さまの美しい笑顔と健やかな歯を守るお手伝いをさせていただき、これからも地域社会に貢献してまいります。

何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

電話番号:03-3309-8123

フリーダイヤル:0120-33-8172

千歳烏山 浜岡歯科クリニック スタッフ一同

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