新生活、新学期に向けてケア用品も一新しませんか?

皆さま、こんにちは。

月も残りわずかですね!

新学期や新生活が始まる方もいるのではないでしょうか。

実は医院でも少し前からスタッフ着用の制服スクラブが変わっています👀

お気づきの方いらっしゃいましたでしょうか?

 

さて今回はそんな新生活や新学期に合わせて

歯ブラシや歯磨き粉などケア用品も

一新してみませんか?

 

今お使いの歯ブラシをチェックしていただきたいのですが

毛先が広がっていたり1か月以上使用していませんか?

 

歯ブラシが毛先が透明で汚れがついていても目立ちにくいため、

替えることなくついつい使い続けてしまうことも珍しくはありません。

 

個人差はありますが、一般的に1ヶ月に1度が目安となっています。

同じ歯ブラシを使い続けると、歯を痛めるだけでなく

虫歯や歯周病の原因にもなります。

また口臭の原因にもなってしまうので

これを機会にぜひ交換時期チェックしてみてください!

 

「虫歯や歯周病予防に自分に合った歯ブラシをみつけたい」

「フロスもたくさん種類があるけど、どれがいいのかわからない…」

などお口のお悩みはぜひ浜岡歯科クリニックにお任せください!

医院では歯ブラシのほかにもケア用品も

多くそろえていますのでお気軽に

ご相談ください!ご来院お待ちしております。

 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科助手 大場が担当しました

脱灰と再石灰化

皆さま、こんにちは。

 

早いもので2月も残りわずか。   

桜の花の咲く春の訪れが待ち遠しいですね。

 

さて、「脱灰」と「再石灰化」という言葉は、歯みがき剤のCMなどで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

私たちの口の中では、歯を溶かす「脱灰」と、修復を行う「再石灰化」が繰り返されています。

歯の表面のエナメル質を形成しているのはほとんどが「カルシウム」と「リン」というミネラル成分ですが、これらはごく弱い酸性度(pH.5)で溶け出してしまいます。食事をしたり、甘い飲み物を飲んだりすると、口の中のむし歯菌が糖を取り込み、分解して酸を生成します。

この酸によって、歯の表面のエナメル質からカルシウムやリン酸が溶け出てしまうことを「脱灰」といいます。この状態が続くと本格的なむし歯ということになります。

 

この「脱灰」を食い止める役割を果たすのが、だ液です。だ液は酸を洗い流して口腔内を中性に戻すばかりでなく、だ液中に含まれるカルシウムやリンなどのミネラル成分が歯に取り込まれて修復の材料になります。

これが「再石灰化」と呼ばれる現象です。

 

 

「脱灰」と「再石灰化」が同じ程度で繰り返されている間は、健康な歯が保たれます。この2つのバランスが保たれていればむし歯にはなりません。バランスが崩れて、脱灰に傾くことが「むし歯の進行」となるのです。

 

「再石灰化」を促す環境を整えるためには、必ず食後の歯みがきを行い、口の中に酸をつくる糖を残さないことが重要です。  

そして、「再石灰化」のスピードを速める効果のあるフッ素の活用も有効です。最近では市販の歯磨き剤のほとんどにフッ素が含まれていますが、さらにその効果をUPさせるには歯科医院で定期的な「フッ素塗布」もおすすめです。

むし歯菌の塊であるプラークや、それが固まった歯石を徹底的に除去するための定期的な歯科医院でのクリーニングも重要になります。

 

ぜひ、定期クリーニングにご来院ください。スタッフ一同、お待ちしております。

 

 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック              

歯科衛生士 辻尾が担当しました✳︎

セラミック治療で美しく健康に!

みなさん、こんにちは!

早いもので6月になりました。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

東京は、梅雨入りはまだのようですが、雨が降るとジメジメしますね。季節の変わり目ですので、体調を崩さないようくれぐれもご自愛ください!

さて、みなさんは「セラミック治療」というと、天然の歯に近い透明感や色調を再現できるため「歯を白く美しくできる審美的な治療」というイメージを持っている方が多いと思います。

実は、見た目の美しさももちろんですが、「歯を長持ちさせ、健康面にも良い」というメリットがあります。

①『セラミックは劣化・変色しないので、美しさを維持できる』

保険で前歯を治療した場合、表面がプラスチックのため、どうしても変色してしまいますが、セラミックは劣化・変色・着色などがないので、年月が経っても治療後の美しさを持続することができます。

②『虫歯が再発しにくい』

銀歯で治療をすると劣化により、歯と詰め物との間、被せ物との間に隙間ができてしまい、二次虫歯になりやすいですが、セラミックは劣化・変形がないので再度虫歯になるリスクを減らすことができます。

③『歯や歯肉の変色、金属アレルギーの心配がない』

銀歯の場合、歯や歯肉を黒く変色させたり、金属アレルギーの原因になることがあります。セラミックはそのような心配がなく安全です。

また、セラミックは唾液を吸収したり、傷がつかないため、汚れや歯垢が付着しにくく衛生的です。

 

セラミック治療は、見た目が良いだけではなく、体に優しく、歯を長持ちさせることにつながります。

「笑った時に奥歯の金属が見えて気になる」、「以前治療した前歯が黄ばんできた」・・・など、普段気になっていることがありましたら、お気軽にご相談ください!

世田谷区 千歳烏山

浜岡歯科クリニック トリートメントコーディネーター

山口が担当いたしました。

唾液のはたらき

みなさん、こんにちは!

今回は「唾液のはたらき」についてお話したいと思います。

唾液には、様々なはたらきがあり、唾液によってお口の中の健康を守ってくれています。

◻︎自浄作用

唾液が絶えず口の中にあることによって、口の中をいつも清潔に保とうとする働きがあります。唾液が少なくなってしまうと、歯周病・むし歯が発症しやすくなります。

◻︎再石灰化作用

むし歯が出す酸によって歯のカルシウム等が溶けだしますが、唾液に含まれる成分が歯の表面から溶けだしたカルシウム等を補い、修復する働きがあります。

◻︎潤滑作用

食物を湿潤して食塊の形成を補助し、嚥下(食物を飲み込む)が円滑に行われるようにしたり、会話の時舌や口唇の運動を円滑にします。

◻︎消化作用

唾液の中には消化酵素のアミラーゼが含まれており、糖質を分解し体内に取り込みやすいようにしています。 

◻︎咀嚼(そしゃく)・嚥下作用

食事をすると唾液が食べ物と混ざることで、飲み込みやすくなります。

◻︎防御作用

抗菌作用をもった酵素が、外から侵入してくる細菌などを防ぎ生体を守る働きをしています。他にも体の多くの部位で生体防御機能が働き、生命を維持しているのです。

唾液をたくさん出すためには、水分補給をしっかりし、食事はしっかり噛むことが大切です。

ただ、どうしても加齢に伴って唾液の量は減ってしまうので、それらを補うためにもしっかりと口腔ケアを行っていくことをオススメします。

歯の事だけではなく、お口の中の事で気になることなどありましたら、お気軽にご相談下さい。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科助手 中里が担当いたしました。

唾液分泌能

皆様お久しぶりです。
まだまだコロナウイルスがさまざまな影響を世の中に及ぼしていますが、自分や周りの人の為に自身でできる限りの感染予防対策をしていきたいですね。

今回はPCR検査の検体の1つとして挙がっている唾液についてです。
少し前のブログにも唾液やカリオテストについてあがっていますが、少し違う視点からももう少しお話させていただきます。
唾液には色々な作用があり、健康な人の1日の唾液分泌量は1~1.5リットルと言われています。口腔内を潤すだけでなく、唾液のそれぞれの成分が機能を持ち、お口の潤いと健康を守っています。

1.自浄作用 歯垢や食べかすを洗い流す。
2.消化作用 アミラーゼ(酵素)がデンプンを分解して体内に吸収しやすくする。
3.抗菌作用 細菌の増殖を抑える。
4.粘膜保護作用 ムチンが喉や食道を傷つけにくくする。
5.食塊形成作用 味を感じさせ、み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする。
6.pH緩衝作用 飲食により酸性に傾いたお口のpHを中和させる。
7.粘膜修復作用 上皮成長因子(EGF)が組織が傷ついたときに修復する
8.再石灰化作用 飲食により、溶けかかった歯面の修復をする。
9.潤滑作用 発音や発声をスムーズにする。

お口が乾燥すると、口の中の細菌が繁殖しやすくなります。自浄作用が低下して感染症を引き起こしたり、誤嚥性肺炎のリスクが高くなるなどさまざまなトラブルが生じてきます。
適切な口腔ケアを行うことで誤嚥性肺炎のリスクを軽減するだけでなく、食機能の早期改善も期待できます。
【食べる】という行為は「咀嚼(噛む)」「食塊形成(まとめる)」「嚥下(飲み込む)」の3つからなります。

〇唾液が正常に分泌されている時
咀嚼(噛む) 歯と顎の力で食べ物を細かく砕きます。

食塊形成(まとめる) 飲み込みやすくするために、唾液を使って適度な塊にします。

嚥下(飲み込む) 食べ物を喉から食道へ送り込みます。唾液で食べ物を覆っているので喉や食道が傷つきません。

〇唾液の分泌量が少ない時
咀嚼(噛む)

食塊形成(まとめる) 唾液が少ないと、なかなか適度な塊になりません。じょうずに塊がつくれないので、飲み込むのも苦労します。

嚥下(飲み込む) 飲み込むのも苦労するのを放っておくと食事が面倒になり、食欲不振や低栄養状態のリスクが高まります。

他にも、上手に塊がつくれないので飲み込みに失敗し、喉から気管にいくこともあります。これを放っておくと誤嚥性肺炎のリスクも高まってしまいます。
さらに、唾液分泌量が少ないと抗菌作用が働かず、菌が繁殖しやすくなり、ムシ歯(う蝕) ・歯周病・口臭のリスクも高まっていきます。

お口の乾燥は大事なサインです。口腔乾燥にも注意し唾液のケアも行いましょう。
口腔環境を守るためには定期的なチェックが欠かせません、是非メンテナンスにもいらしてください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師濱田が担当いたしました。