歯の検診、クリーニング

こんにちは!

暑い日が続いていますが、しっかり水分補給等して熱中症にはお気をつけください。

さて、皆さんは、定期的に歯の検診やクリーニングを受けていますか?

特に気になるところもなく、毎日しっかり歯磨きをしているから大丈夫となかなか歯医者に行くタイミングがない方もいらっしゃるかと思います。

しかし、歯ブラシだけでは、口腔内や歯茎の中の汚れを落とすことは難しいと言われていて、歯磨きをしっかりしていても、口腔内や歯茎の中に汚れが残っていることがあれば、虫歯や歯周病の原因となってしまうのです。

そのため、定期的に歯の検診やクリーニングを受けて頂き、ご自身では取りきれない汚れを専門的な機械でクリーニングしていくことが大切です。

また、定期的に歯の検診やクリーニングを受け、お口の中を清潔に保つことで全身疾患の予防が期待できます。

歯周病になると糖尿病が悪化して、歯周病治療をすると糖尿病が改善することもわかっています。

心疾患(狭心症・心筋梗塞)・脳梗塞は、歯周病菌が体内に入り血管をまわって心臓や脳に血栓ができて血管が詰まることが原因とされています。

歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になりやすいと言われています。

他にも、歯周病リスクになるとこれまでに報告されている疾患がいくつかあります。

アルツハイマー・バージャー病・掌蹠膿疱症・慢性腎疾患・慢性関節リウマチ・癌(肺癌を除く)・骨粗鬆症・低体重児出産・誤嚥性肺炎です。

虫歯や歯周病は気づいた時には、かなり進行している場合が多いです。

歯のためにも、全身疾患予防のためにも、定期的に検診やクリーニングを受けることをおすすめします。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科助手 星野が担当いたしました。

歯と歯肉の点検

こんばんは今年もあと2ヶ月弱で終わりです。毎年、年を取る度に1年が早く終わるように思います。気のせいでしょうか?

コロナ禍のための換気が慣れてきたところですが季節が変わり寒さを感じるようになりました。院長先生が待合室にダイソンのホットアンドクールを買ってくださり、あの暖かさに待合室に行くたびに思わず手をあててしまいます。これから寒冷地での換気が問題になるとニュースでやっていましたが本当にどうするのでしょうか?

私は10月後半にまた歯のメンテナンス(クリーニング)を当院の衛生士さんにしてもらいました。スタッフは3ヶ月に1度、自分の休みの日に来院して患者さんと同様のメンテナンスをして支払いもします。虫歯や歯周病は細菌が原因で起こります。目では見えない細菌が相手です。きれいにハブラシをしても歯と歯の間や歯と歯茎の境目などお口の中は磨きずらい所も多く普段のケアでは限界があります。歯の専門家の歯医者さんや衛生士さんもメンテナンスをするほど自分でするケアには限界があるのです。ではなぜ3か月毎にするのか?もっとのばしても問題ないのではないか?と思う方も多いはずです。プロフェッショナルのメンテナンスを受けても3ヶ月すると元の細菌数に戻ってしまうのだそうです。なので健康なお口状態でも3ヶ月、歯周病などがある方はもっと短い間隔でしなくては良い状態を維持できないのですね!先日、歯周病の細菌がアルツハイマー型の認知症に関連があるというニュースがあり、怖いと思いました。当院のメンテナンスは虫歯の検査もするので予防と早期の対処にもつながります。これから外出が制限されるようなことになるとも限らないこの時期です。歯に痛みが出て治療になれば何回も来院することになり外出が複数回に、費用もかかります。当然、元の自分の歯には戻りません。自身では大丈夫と思っていても点検が必要です。点検という意味でのメンテナンスをやるのもいいと思います。

来週から最高気温が20度に届かない日が多くなるそうです。皆さんご自愛ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

受付助手の開作でした。