フレイル

みなさまこんにちは!
もう9月も終わりに近づいていて、すっかり一日中過ごしやすい気候になりましたね。
そろそろ衣替えをしないと・・・着るものに困ってしまいます。

さて、先週は敬老の日もありましたので、高齢者の身体状態のことについて少し。
みなさま「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?

「フレイル」とは?
フレイルとは筋力や活力が低下した状態です。

□体重が減少(1年間で2~3kg減った)
□疲れやすくなった
□筋力が低下(買い物で2Lのペットボトルを運ぶのが大変になった)
□歩くのが遅くなった(横断歩道を青信号の間に渡るのが厳しくなった)
□身体の活動性が低下(最近、趣味の集いに出かけなくなった)

3つ以上当てはまった場合「フレイル」の疑いがあるといわれています。

また、「フレイル」は悪循環します。
「体力・筋力」の低下は、買い物にでるなどの「活動性」の低下を招き、「人と接する機会」が減少し、「食生活のバランス」もわるくなり、ますます身体が衰え「判断力や認知力など」が低下する。
と言われています。

このような悪循環を断ち切ることが大切です。

歯科では「オーラルフレイル=口腔機能の低下」についてお手伝いできることは、口腔機能(食べる力)を高めて、栄養摂取を心がけることが大切ですので、歯科医院に定期的に来院し口腔機能の維持を心がけていただくことです。
何か心配なとこがありましたらご相談ください。

担当は、世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 小林 でした。

オーラルフレイル

皆さま、こんにちは。今週のブログ担当は歯科衛生士の田村です。
最近は蒸し暑い日も多くなり、私は梅雨入りをじわじわと感じております。かと言ってまだ肌寒い日もあり、服装が難しいです。

さて、5月20日に私は渋谷で行われた講習会に参加してきました。テーマは「オーラルフレイル」です。定員600人の講習会が満席でした。現代には注目のテーマです。

皆さまはこの「オーラルフレイル」という言葉をご存知でしょうか。私はこの講習会の内容を知るまでこの言葉に聞き馴染みがありませんでした。フレイル(虚弱)とは加齢に伴い身体の予備機能が低下し、健康障害を引き起こしやすくなった状態を言います。これは手足だけでなく、口腔機能にも起こり摂食・嚥下障害も引き起こします。
この講習会では診療室に歩いて来られる方ではなく、自宅や病院で寝たきりの方や介護施設に入っている方が中心な内容でした。そういった方達が「口から物を食べる」ということがどれだけ大事なことが改めて理解できる内容でした。私達は普段何気なく食事をしていますが、それには歯もそうですが、口唇や頬や舌の動きを無意識に動かし、食べ物を歯の位置に動かして細かい食塊し飲み込んでいます。こういう些細な所に人間は良く出来ているなと思います。本当に人間は不思議で面白いです。

そしてその食べる楽しみを存分に味わいに先日、都内でも珍しいスフレケーキ専門店に行ってきました。

注文してから焼いてくれるので、出来立てを味わえます。それというのもスフレはすぐに焼きたてのふわふわがヘタってしまうので、作り置きは出来ないようです。ちゃんとしたスフレケーキを食べたことがなかったので、食べ方も説明を見ながら食べるという、美味しくて楽しい経験でした。
こういう美味しいものをいつまでも美味しく食べられるように、日々のハミガキや歯のメンテナンスをしっかり続けていきたいと思います。