緊張するとなぜ臭う?

緊張した時、お口の臭い気になりませんか?人前で話さなければならない時に限って、お口が臭う。相手に迷惑かけては申し訳ないと大きな声で話せないといった経験されたことがある方も多いと思います。

ではなぜ肝心な時にお口は臭ってしまうのでしょう?

まずは口臭の主な原因ですが、それは 汚れた唾液です。きれいな唾液がしっかりと出て流れていれば問題ありませんが、汚れて淀んでいるとそこから臭いが発生します。また唾液を循環させるのは舌の役目です。

人は緊張すると自然と口をかみしめてしまいます。そうするとお口の中のスペースが狭くなり舌が動けるスペースがなくなってしまします。その結果唾液は循環しなくなり淀みます。それに伴い唾液中や口腔内の悪玉菌の活動が活発になり唾液の汚染も進み口臭の原因となるのです。簡単な対処法としては唾液の元となる水を飲んで、かみしめをやめて唾液が淀まないよう舌を動かすだけでも改善が期待できます。

注)上記は原因の一つでありそれだけで改善するとは限りません。

もう少し詳しく知りたい方は

新型コロナ流行中の現在、口臭治療簡易コース(自費診療)で口臭の有無と対処法のご説明などを行っております。ご興味のある方はトリートメントコーディネーターまでお問い合わせください。

世田谷区 千歳烏山  浜岡歯科クリニック

歯科医師 阿部 が担当致しました。

歯を一本失ってしまったら

歯を一本失ってしまったら…。

そのままにするのはお勧めしません。なくても食べれるからいいやと思いがちですが放置してしまうと抜けた歯の手前の歯は後ろに倒れ、後ろの歯は手前に倒れ、上の歯は落ちてきてしまいかみ合わせに支障をきたすようになります。そのような状態になってから治療を開始すると部分的な矯正をしたり、事前に神経の治療が必要になったりと多くの時間と費用が必要になってしまいます。

ではどのような治療法があるか。大きく分けて3種類ありますのでそれぞれの長所、短所をご説明します。

1.ブリッジ (一番奥の歯が抜けた場合はできない場合があります)

名前のとおり抜けた歯の前後の歯を削って金属やセラミックなどで製作した3本一体型の歯で橋渡しする治療法です。

長所としてはセットした後は元の状態に近く、違和感も少ないです。接着するので取り外ししてお掃除する必要はありません(歯ブラシや歯間ブラシによる清掃はもちろん必要です)

短所としては抜けた歯の前後歯を削る必要があることと、二本の歯で三本分のかむ力を負担するので負担させられている歯の寿命は短くなる可能性があります。

2.部分入れ歯

人工の歯を前後の歯に針金で固定する方法です。

長所としてはブリッジと違い前後の歯を削る量はかなり少なくて済みます。外して清掃できるので衛生的です。

短所としては歯茎を再現したピンク色の樹脂部分や、針金が出っ張るため異物感が大きく、接着しているわけではないのでややカタつき咬みにくいです。ブリッジ同様に針金のかかっている歯の寿命は短くなる可能性があります。

3.インプラント

抜けた歯の代わりに人工の根を植えてその上に歯をかぶせる方法です。

長所としては異物感少なく自分の歯のように食事ができ、前後の歯を削る必要がありません。また三本歯(一本はインプラント)で三本分のかむ力を負担するので前後の歯の寿命に悪い影響を与えません。

短所としては手術が必要なこと、最終的なものをセットするまでに時間がかかると、保険外治療のため費用が高額である点です。また骨の状態や健康状態によりできない場合があります。

上記は一般的な状況での内容です。

患者様個々の状態により変化しますので詳しくは歯科医師またはトリートメントコーディネーターまでご相談ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師 阿部 が担当しました。

 

 

被せ物や詰め物について

みなさん、こんにちは!

チーフの山口です。

早いもので7月になりました。

雨でジメジメした日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

コロナウィルスの影響で、いつもとは違う日常を過ごして、お疲れの方も多いと思います。

緊急事態宣言も解除されましたが、まだまだ油断はできません!

大変なことも多いですが、感染予防対策をしっかり行いながら明るく過ごしていこうと思います。

 

先日、3か月に一度の歯のメンテナンスをしてもらったところ、左下の奥に虫歯になっていそうな箇所を見つけていただき、ショックでした!

 

みなさんは、虫歯になったときには、虫歯部分を削って詰め物をしたり、虫歯の大きさによっては被せ物をして治療をするのはご存じだと思います。

しかし残念ながら、被せ物や詰め物は「一生もの」というわけにはいきません。

お口の中は、食べ物を噛み砕く際に負担がかかったり、食事のたびに酸性になったり、とても過酷な環境なので、被せ物や詰め物も少しづつ劣化していきます。

 

劣化した被せ物や詰め物を何年も放置すると出てくる影響としては、

①被せ物や詰め物が外れやすくなる。

②口臭の原因になる。

③プラークが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなる。

④かみ合わせに影響。

⑤変色し見た目が良くない(特に前歯)

⑥金属の腐食が原因で、歯茎が黒ずむ。

などが挙げられます。

 

特に、被せ物や詰め物の劣化した隙間から虫歯が再発する、2次虫歯には注意が必要です。

 

被せ物や詰め物の状態は、患者様ご自身ではわかりません。

定期的にチェックを受けて、劣化したものや、適合が悪いものは早い段階で発見し、重症化する前に対処することができれば、ご自身の歯を守ることができます!

 

浜岡歯科クリニックでは、トリートメントコーディネーターが在籍しており、被せ物や詰め物を作りなおすことになっても、ご希望の治療方法を相談して決めることができます。

患者様の大切な歯のために最善の治療をご提案させていただきます。お悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。

そして、被せ物や詰め物がとれてしまった場合は、とれてしまったものを再度付けて治療できる場合もありますが、時間が経ってしまうと、歯の位置がズレてきてしまったりして合わなくなる場合もあるので、早めに受診することをおススメいたします。