歯の衛生週間

みなさんこんにちは☺︎

全国各地でも続々と梅雨入りの発表があり、すっきりしないお天気が続いていますね。

天気や気温の変化が激しい季節となっていますので、体調を崩さぬようご自愛ください。

 

さて、毎年6月4日は、6(む)と4(し)の語呂合わせで【虫歯予防の日】と言われています。

厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会・日本学校歯科医会はこれにちなんで、6月4日~10日までの1週間を「歯の衛生週間」として、口の中(口腔内)の衛生と健康に意識を持って貰えるよう呼びかけています。

今年のスローガンは『いただきます 人生100年 歯と共に』です。

人生100年時代と近年言われるようになり、そんな言葉を耳にする機会も増えてきましたね。

それに伴い、経済的な備えが必要と言われますが、同時に健康で100年時代を生きる!ということがとても重要になります。

健康寿命という言葉も同時によく耳にしますが、健康であることがまず一番重要で、その上で、いかに生きるか?どう生きるか?を考えることができるのだと思います。

全身の健康を左右する口腔内の健康を守るためのスローガンとして、8020運動があります。

『80歳になっても20本以上自分の歯を保とう!』と呼びかけ、口腔内の健康を保つ意識と行動が重要!と知らせる運動です。

しかしながら、80歳での平均残存歯数は諸外国と比べ、日本は極端に少ないのです。

食べることができなくなると、当然生命維持活動もできなくなりますので、噛める歯が沢山残っていることがいかに重要か?ということは、容易にお分かりいただけると思います。

虫歯や歯周病などのお口のトラブルは、全身の健康にも大きな影響を及ぼし、命取りになることもあるのです。

病気のリスクを減らすためにも、口腔ケアをしっかり行ってお口の中を清潔に保つことが大切です。

歯の衛生週間をきっかけに、口腔ケアを実践する習慣を身につけましょう!

 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 新保が担当しました

フッ素

こんにちは︎☺︎

長かった梅雨も明け、ようやく夏本番となりましたね!

毎日気温が高い日が続きますので、水分と塩分補給をして熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

また、梅雨明けでも急な雷雨や竜巻などの突風が発生することもあるようですので、天気の急変にも注意が必要となりそうです。

さて、今日はタイトルにありますフッ素のお話をしていこうと思います。

効果については過去にも何度か出てきていますが
・再石灰化の促進
・歯質強化
・酸の生成を抑制
といった効果があります。

今まで家庭で使用できるフッ素の濃度は1000ppmまでと薬事法で定められておりましたが、2017年にその上限が1500ppmまで引き上げられ、歯みがき剤メーカー各社から1000ppm〜1500ppmのフッ素配合の歯みがき剤が発売されています。

購入する際には、濃度がしっかり明記されているかどうか確認してみてください。

また、年齢ごとに推奨されるフッ素濃度は、厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスにおいて
・歯の萌出〜2歳:500ppm(泡状歯みがき剤なら1000ppm)で使用量は切った爪程度の少量
・3歳〜5歳:500ppm(泡状歯みがき剤ならば1000ppm)で使用量は5mm以下
・6歳〜14歳:1000ppmで使用量は1cm程度
・15歳以上:1000ppm〜1500ppmで使用量2cm程度
と推進されています。

フッ化物配合歯磨剤の予防効果を十分に発揮させるためには、適正な量の歯磨剤を用いて、歯磨き後は10~15mlの少量の水で1回うがいをするようにしてみてください。

毎日の正しい歯磨きに加えて、定期メンテナンスも大切です。

3ヶ月から半年に一度は歯科医院で口腔内をチェックし、虫歯にならないようにしましょう。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 新保が担当しました。

8020運動

こんにちは!

8月もあっという間に終わり、9月に入りましたが、まだまだ暑い日々が続いていますね。水分補給などをしっかりして、体調を崩さないようにしてください。

さて、話は変わりますが、「8020運動」をご存知ですか?

8020運動とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動で、厚生労働省や日本の歯科医師会により推進されています。

残存歯数が20本以上あれば、ほとんどの食品の咀嚼が容易であるといわれていて、食生活においてほぼ満足することができると言われています。

そのため「生涯自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」と願いを込めてこの運動が始まりました。

残存歯数が多ければ、食べ物をよく噛むことができるので、次のような効果もあります。

唾液の分泌を高め食べ物の消化吸収を助けることにより胃腸の負担が軽くなる

唾液成分の中には発ガン物質の発ガン性を抑える働きがありガン予防にもなる

脳の働きを活発にする

残存歯数が多いほど、寿命が長いという調査結果も出ています。

日本では、4050歳代以降から、急激に残存歯数が減少していて、40歳以降に歯を抜く原因のほとんどが、歯周病によるものであることが分かっています。

成人の歯周病の大半は、30歳くらいから自覚症状もなく発症し、虫歯のような明確な症状が現れにくく、年齢とともにゆっくり進行していきます。

8020運動を達成するためには、むし歯や歯周病を予防していくことが大切です。

歯磨きなど毎日のお手入れと併せて、定期的にメンテナスを受けて予防することをお勧めします。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科助手 中里が担当いたしました。