唾液の機能について

こんにちは。

少しづつ気温が下がり始めてきて、少しづつ過ごしやすい季節になってきました。

今回は唾液の機能ついてご説明させて頂きます。

唾液の中には、お口の状態を良くするための成分がたくさん含まれているため、お口が乾燥してしまうと虫歯、歯周病になってしまいます。

唾液の中の成分機能は大まかに以下のようになっています。

①殺菌・抗菌作用(菌を倒す・増やさない)

・ラクフェリン

菌の成長に必要な鉄を奪って、菌増殖を抑える。

・リゾチーム

細菌の防御機構を壊し菌を溶かす。

・ヒスタチン

歯周病関連菌が分泌するトリプシン様プロテアーゼ活性を阻害する。カンジダに対して抗菌作用を持つ

・ラクトペルオキシダーゼ

細菌の代謝経路を阻害する

・分泌型IgA

粘膜部位の免疫の一端をになっており、特異的に感染防御機構に関与する

など

②緩衝 (酸性に傾いたお口の中を元に戻す)

・重炭酸塩

・リン酸塩

③消化作用(食べたものを分解する)

・マルターゼ

2糖のマルトース(麦芽糖)を分解する

・アミラーゼ

デンプン、グリコーゲンを分解する。

・リパーゼ

資質を分解する。

などがあります。

大まかな成分と機能を説明させて頂きましたが、唾液がお口の中にとっても、とても大事なものだとわかります。

ご自身でお口の中が乾いてきた、歯磨きはしているのに虫歯、歯周病になりやすいなどの方は、しっかり唾液が出ているか検査してみてはいかがでしょうか。

是非ご相談ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師 濱岡玄でした。

8020運動

こんにちは!

8月もあっという間に終わり、9月に入りましたが、まだまだ暑い日々が続いていますね。水分補給などをしっかりして、体調を崩さないようにしてください。

さて、話は変わりますが、「8020運動」をご存知ですか?

8020運動とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動で、厚生労働省や日本の歯科医師会により推進されています。

残存歯数が20本以上あれば、ほとんどの食品の咀嚼が容易であるといわれていて、食生活においてほぼ満足することができると言われています。

そのため「生涯自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」と願いを込めてこの運動が始まりました。

残存歯数が多ければ、食べ物をよく噛むことができるので、次のような効果もあります。

唾液の分泌を高め食べ物の消化吸収を助けることにより胃腸の負担が軽くなる

唾液成分の中には発ガン物質の発ガン性を抑える働きがありガン予防にもなる

脳の働きを活発にする

残存歯数が多いほど、寿命が長いという調査結果も出ています。

日本では、4050歳代以降から、急激に残存歯数が減少していて、40歳以降に歯を抜く原因のほとんどが、歯周病によるものであることが分かっています。

成人の歯周病の大半は、30歳くらいから自覚症状もなく発症し、虫歯のような明確な症状が現れにくく、年齢とともにゆっくり進行していきます。

8020運動を達成するためには、むし歯や歯周病を予防していくことが大切です。

歯磨きなど毎日のお手入れと併せて、定期的にメンテナスを受けて予防することをお勧めします。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科助手 中里が担当いたしました。

ドライマウス

梅雨が長引きスッキリしないお天気が続いていますが、皆様お健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?。コロナ感染と付き合いながらの生活も長くなりました。守ることは守りながら、朗らかな毎日にしたいものですね。

日本では超高齢化が進み、成人の生活習慣病の増加、ストレス社会となっている今、ドライマウスへの対応が求められています。

ドライマウスとは口腔乾燥症とも言い、唾液の量が減って口やのどが乾燥した状態のことを言います。

唾液にはお口のばい菌から身体を守る抗菌作用、その流れがお口の中をきれいにする自浄作用があり、酸性環境を中和する緩衝作用や再石化が歯を虫歯から守ります。また唾液がお口の中を潤滑にするので粘膜が守られたり、食べ物を噛んだり飲み込みをし易くするばかりでなく、味を感じたり、消化をたすける働き、傷を治す力もあります。こんな働き者の唾液が減ると、しゃべりにくい、乾いた物が食べづらいなどの症状が出るだけでなく、「歯周病」「虫歯」「口内炎」「味覚障害」など、そのほかの病気も引き起こすので、要注意です。

<ドライマウスの原因>

唾液の量が減る原因として、①薬の副作用や②唾液を作る唾液腺の機能の低下、③シェーグレン症候群、重度の糖尿病が挙げられます。

  1. 抗うつ薬や抗アレルギー薬、降圧薬や抗利尿薬、抗ガン剤その他にも口渇を副作用とする薬は多く、服薬の多い高齢者はドライマウスになりやすいと言われています。
  2. 唾液腺の機能の低下は加齢だけでなく、虫歯やフィットしない入れ歯を使っているせいで食べ物を噛む回数が減っていたり、ストレスを感じていたりするとおこる場合もあります。また現代は軟らかいものが好まれ、食事時間の短時間化で、一日の咀嚼時間が30分を切ったと言われます。食生活の変化が筋力の低下を、そして筋肉に裏打ちされている唾液腺が唾液量の減少をおこすので、若い人にも十分おこりうることです。
  3. シェーグレン症候群は免疫細胞が自分の体の細胞を壊してしまう自己免疫疾患です。更年期の女性に発症し、ドライマウスの患者さんの8%を占めます。唾液腺や涙腺の細胞がダメージを受けるため、唾液や涙の量が減ります。

<こんな症状があったら、ドライマウスを疑ってください>

口やのどの渇きがずっと続く

・口の中がネバネバする

・口の中が痛い

・パンやビスケットなど乾いたものが食べづらい

・味覚がおかしい

・夜、口が乾いて目が覚める

<ドライマウスの検査>

まず問診で、服用中の薬や、糖尿病かどうか、またストレスが原因となることも多いので、生活やうつ病の有無などについて伺います。
視診をして、口の中を確認し、乾き具合や炎症があるかどうかを見ます。
唾液分泌検査をして、決められた時間でどれだけの唾液が出るか調べ診断します。

シェーグレン症候群が疑われる場合には、唾液腺の造影検査や病理検査、血液検査などを行います。

<ドライマウスの治療>

ドライマウスの治療では、まずその原因を取り除くことから行います。
たとえば、入れ歯が合っていないために十分に噛めず、唾液の分泌が減っている人は入れ歯の調整を行う、シェーグレン症候群の場合には唾液の分泌を促進させる薬を処方する、などです。
こうして原因別の治療をした上で、ドライマウス用のケア用品を使って対症療法も行っていきます。

洗口液(マウスウオッシュ);保湿剤が入っていて、口をゆすいで使用します。

保湿スプレー;口の中にスプレーします。外出先で使用しやすいのが特徴です。

保湿ジェル;ジェルを指で口全体に塗ります。この時唾液腺が刺激され、唾液が出てくる効果も期待できます。

マウスピース;医療機関でその人に合わせて作ります。夜寝る時に、上あごに装着します。上あごには唾液を分泌している腺がたくさんあるので、これを覆うことで唾液の蒸発を防ぎます。

夜間口呼吸テープ;寝る時に唇に貼り付けて口を開かなくします。口呼吸による唾液の蒸発を防止します。

外出時は保湿スプレーを使い、寝る時にはマウスピースを使うなど、時と場合などによって使い分けます。

誰しも緊張したときなど、口が乾くことがあります。病気でない場合もありますが、症状が慢性的に続いていたり、痛みがあったりご心配の時は、一度ご相談ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師小嶋智子が担当いたしました。

歯石

こんばんは!

今日は久しぶりに日中、太陽が続けて出ていました。いつぶりでしょう?思い出せないです。今年の梅雨は長く感じますね!例年はそろそろ終わる頃ですよね。九州や中部地方では集中豪雨でコロナウィルスが流行している中、避難も大変だったと思います。どうしていたのでしょう?去年10月の多摩川の氾濫を思い出すと、人ごとではないです。

話しは変わって、先週、私の休みの金曜日に当医院の衛生士さんに歯の定期メンテナンスをしてもらいました。

当医院のスタッフは患者さんと同じように休みの日に3か月に1度、定期メンテナンスを行っています。

この頃食べ物がはさまりやすくなった箇所があり、歯科衛生士さんに相談したところ、くいしばりで歯が少し揺れていることが原因のようでした。現在のお口の中の状況を説明していただいてからクリーニングが始まりました。

私の場合は、だいたい下の前歯の内側の歯の間に歯石がついています。歯科医院勤めなので結構しっかり磨いているつもりなのですが、毎回なのです。これが3か月どころではなく何か月もメンテナンスしなかったらどうなっちゃうのだろうと思います。

歯石は唾液中のカルシウムが歯垢に沈着して硬くなったものです。なので唾液腺(唾液が出てくる所)の近くの上の奥歯の外側や下の前歯の内側などは特にが歯石つきやすい場所です。硬いので自分では取れませんので、メンテナンスで取っていただくしかありません。定期的にかかさず行かなくてはと思います。

また、患者様にもいつも言っていただくのですが、このすっきりとした気持ち良さは普段の歯磨きでは無理!本当に私もそう思います。

コロナウイルスが一段落ついたら歯が痛くなくてもこの気持ちよさを味わいにいらしてください。

受付助手の開作でした。

唾液はすごい!

こんにちは

今月は月初めから半ばにかけ35度を超える暑さだったせいか、ここ数日の暑さはまだましな感じがします。先週、23区の熱中症での死者数100人越えとニュースでやっていました。今年も暑い!いつからこんなに35度を超えるようになったのでしょうか?エアコンは苦手でなどと言ってられませんよ!命に関わる問題です。こまめな水分補給と休息が大事だそうです。皆さんご自愛ください。

さて話しは変わって、この頃来日する外国人は日本での1番の楽しみは食事と答える人が多いそうです。すしや天ぷらだけではなく庶民的なラーメンや居酒屋さんで一杯、コンビニのお弁当までクオリティが高いそうで箸も正しく使いこなす外国人も多いようです。麺類は箸が上手く使えないと食べにくいですもんね。日本食はヘルシーでいくら食べても太らないと勘違いしているところも面白いです。ラーメン屋さんのはしごをする人も多いそうで、(特にこってりタイプのとんこつラーメンが好まれるそう)その様子を見ていて思ったのですが特に欧米の人はズルズルと音を立ててすすって食べる習慣がないせいか歯ごたえのある肉を食べているせいか麺をしっかり噛んでいるように思います。欧米の人に比べて日本人はしっかり噛んで食べていないかも?よく噛んで食べると唾液が多く出てきます。唾液はツバ、ヨダレともいいます。あまりこの2つの言い方はイメージがよくないのですがすごい役目をしています。唾液は食べかすを洗い流し、唾液中の免疫物質が細菌を減少させ虫歯や歯周病の予防。また唾液に含まれるたんぱく質は発ガン性物質を抑制しガン予防になります。夏休み中の子供たちは就寝する時間も遅くなり歯磨きも面倒くさくなってパッパッと済ます傾向にあるのではないですか?就寝中は唾液の量が減りますので夜の歯磨きはしっかりしてからベットにむかいましょう。

先週はお盆休みが終わってすぐの1週間だったせいか通勤の同じ車両に乗る名前も知らないいつものメンバーが3名いませんでした。今週から全員揃い混み合うのでしょうか?夏休みもこの1週間で終了、お母さん頑張って!あと少しでお子さんの昼食作りも終了します。子供たちは早く宿題を終わらせてね!

受付助手の開作でした。