新常識!『歯の磨きすぎ』が歯と歯ぐきの老化を招く!!

皆さま、こんにちは!

早いもので9月になりました。

ようやくしのぎやすい季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

季節の変わり目、夏の疲れが出やすい時期ですので、くれぐれもご自愛ください!

 

さて、皆さん歯ブラシをする時に、歯をきれいにしようとするあまり、力を入れてゴシゴシ磨いていませんか?

最近、強い力で磨きすぎる「オーバーブラッシング」が問題視されています。

汚れが隅々まで取り切れないうえ、歯の表面に傷がついて着色の原因にもなります。

また、歯ぐきを傷つけて歯の根元が露出する「歯ぐき下がり」も招いてしまいます。歯の根元は柔らかい組織でできているため、虫歯になりやすいのが難点です。

①歯ブラシの柄をギュッと握って歯を磨く

②歯ブラシを交換後、1か月以内に毛先が広がる

③以前よりも歯が長くなったと感じる

④冷たいものや熱いものがしみる

⑤派手に音をたてて歯磨きしている

上記①~⑤の項目のうち、一つでも当てはまったら余計な力が入っている「オーバーブラッシング」の可能性があります。

歯ブラシを持つ時には、歯ブラシの柄をペンを持つように軽く握るのがコツです。りきまずに優しく磨くことができます。毛先が開かない程度の力で、小刻みに動かしながら磨いてみてください。

歯の磨き方や、おすすめの歯ブラシ、歯磨き粉などなど・・・

わからないことがありましたら担当の先生、歯科衛生士さんに遠慮なくご相談下さいね。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 山口が担当いたしました。

 

フッ素

こんにちは︎☺︎

長かった梅雨も明け、ようやく夏本番となりましたね!

毎日気温が高い日が続きますので、水分と塩分補給をして熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

また、梅雨明けでも急な雷雨や竜巻などの突風が発生することもあるようですので、天気の急変にも注意が必要となりそうです。

さて、今日はタイトルにありますフッ素のお話をしていこうと思います。

効果については過去にも何度か出てきていますが
・再石灰化の促進
・歯質強化
・酸の生成を抑制
といった効果があります。

今まで家庭で使用できるフッ素の濃度は1000ppmまでと薬事法で定められておりましたが、2017年にその上限が1500ppmまで引き上げられ、歯みがき剤メーカー各社から1000ppm〜1500ppmのフッ素配合の歯みがき剤が発売されています。

購入する際には、濃度がしっかり明記されているかどうか確認してみてください。

また、年齢ごとに推奨されるフッ素濃度は、厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスにおいて
・歯の萌出〜2歳:500ppm(泡状歯みがき剤なら1000ppm)で使用量は切った爪程度の少量
・3歳〜5歳:500ppm(泡状歯みがき剤ならば1000ppm)で使用量は5mm以下
・6歳〜14歳:1000ppmで使用量は1cm程度
・15歳以上:1000ppm〜1500ppmで使用量2cm程度
と推進されています。

フッ化物配合歯磨剤の予防効果を十分に発揮させるためには、適正な量の歯磨剤を用いて、歯磨き後は10~15mlの少量の水で1回うがいをするようにしてみてください。

毎日の正しい歯磨きに加えて、定期メンテナンスも大切です。

3ヶ月から半年に一度は歯科医院で口腔内をチェックし、虫歯にならないようにしましょう。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 新保が担当しました。