春休みは検診へ!

みなさん、こんにちは!

早いもので、1月も半ばを過ぎました。

毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

コロナウイルスの感染者数も増えてきており、心配な日々が続いていますね。

感染対策をしっかりして、体調を崩さないようくれぐれもご自愛ください!

 

さて、学生の方々は、寒い冬が終われば、もう少しで春休みが待っていますね!進級や進学など楽しみなことがたくさんあるかと思います。

とくに中学生の方は、高校生になると勉強や部活で忙しくなり、歯科医院に行く時間が取りにくくなります。

今後、進路が決まり、時間に比較的余裕がある春休みに、歯科検診・治療を受けることをおススメいたします。

初期に治療をすると、受診回数・時間・費用が少なく済みますよ。

虫歯はもちろん気になると思いますが、思春期は歯肉炎にも注意が必要です!

歯と歯茎の隙間に歯ブラシが行き届かないでいると、細菌が増殖して、歯肉に炎症を引き起こし(歯肉炎)、歯肉や歯を支える骨が溶けて歯を失うことになります。(歯周炎)

思春期はホルモンバランスが大きく変化するため、その影響で細菌が急増し、歯肉が赤くはれたり、出血しやすくなります。(思春期性歯肉炎)

また、唾液量も減少しやすく、口臭の原因にもなります。

歯周病は歯肉炎の段階では痛みはほとんどありませんが、症状はどんどん進んでいきます。

しかし、早く発見して歯と歯茎の周りのプラークを歯ブラシで除去すれば健康な状態に戻すことが可能です。

世田谷区では、「子ども医療費助成制度」があり、中学校修了前までは健康保険証と医療証を提示すると、健康保険適用の自己負担分を支払わずに受診することができます。

なお、浜岡歯科クリニックでは、スポーツマウスガードの作成や矯正の相談も行っておりますので、少しでも心配なことや気になることがあったらお気軽にご相談ください!

毎日の歯みがきと定期的な歯科検診で、歯と口の健康を保ちましょう!

 

 

世田谷区 千歳烏山

浜岡歯科クリニック トリートメントコーディネーター

山口が担当いたしました。

歯の生え変わり

毎日じとじとと雨降りの日が続いておりますが、皆さまお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?

お子様の乳歯の生えかわりについてお話ししたいとおもいます。

乳歯は生後6か月頃下の前歯から生え始め、3歳くらいまでには生え揃い、上が10本、下が10本の全部で20本になります。そして6歳前後に下の前歯から抜けかわりが始まります。ほぼ同時に「6歳臼歯」と呼ばれる第一大臼歯が生えます。12歳くらいまでに乳歯は永久歯へ生えかわり、14歳ころに第二永久歯が生えて、親知らず以外の永久歯が全て揃います。

最初に生えかわる永久歯のもと「歯胚」は、妊娠3〜5ケ月には顎の骨の中に出来上がっています。乳歯の時代に乳歯の下で永久歯は形作られ、やがて乳歯の根を溶かす細胞が現れます。乳歯の根が溶けて、乳歯が、グラグラになり抜け落ちると永久歯が顔をだすのです。

歯の生え変わりには、個人差があるため、多少遅くても心配ありませんが、歯の生えかわりで注意すべきポイントがあります。

①乳歯が抜ける前に永久歯が生える

痛みがあったり、いつまでも抜けない場合は歯科医で抜いてもらうのが良いでしょう。

②乳歯が抜けない

思春期を過ぎても乳歯が抜けないことがあります。永久歯が作られていない「先天性欠如」や余分な永久歯がある「過剰歯」の可能性がありますので、レントゲン検査をおすすめします。

③永久歯が生えてこない

いくつか原因があります。歯茎が厚すぎて永久歯が生えてこれない場合は歯茎に穴をあけてあげます。骨の中で過剰歯が邪魔をしている場合は除去してあげることが必要です。また歯の生えかわりと骨の成長のバランスがうまくいかないと、生えてくるスペースがなかったり、隣の歯が邪魔してしまって永久歯が生えてこれません。この場合は矯正治療が必要です。

乳歯が抜けてから永久歯がはえるまでには3カ月かかるのが一般的です。半年待っても生えてこない時には歯科医へ相談しましょう。

☆生えかわりの時期は歯に歯肉が被っているなど複雑な環境です。磨き残しをしやすいため歯肉の腫れを起こしやすいです。丁寧にブラッシングをするのが大切です。

☆生えたての永久歯は未成熟で酸に溶けやすく虫歯になり易いです。早期からのフッ素の活用、虫歯になり易い歯の溝に処置を施すシーラントをして歯を守りましょう。

☆また乳歯が重篤な虫歯になると歯の抜けかわりがスムーズにいかないケースがあります。乳歯の頃から虫歯予防を心がけましょう。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

担当は歯科医師 小嶋智子でした。