バイオフィルム除去

こんにちは!

今年の関東の桜は、平年よりかなり早い開花となりました。

見頃は過ぎてしまいましたが、よいお天気が続き、青空と新緑が目に眩しく心地よい季節ですね。

 

さて、皆さま、「バイオフィルム」ってご存知ですか?

 

例えば、お風呂場の排水溝や、キッチンの三角コーナーのヌルヌル。

あのヌメリがバイオフィルムです。いわゆる「粘性のある細菌膜」のことをそう呼びます。

また、口腔内の細菌のかたまりである歯垢(プラーク)もバイオフィルムのひとつです。

歯磨き後8時間たったころから歯の表面に細菌が付着して仲間を増やしていきます。そこから48時間後には急速に菌が成長し、72時間後には完全なバイオフィルムとなってしまいます。

歯周病の直接の原因は歯垢、つまりバイオフィルムです。歯と歯肉の境目には歯肉溝(しにくこう)とよばれる浅い溝があり、そこにたまった歯垢中の細菌が歯周病の原因になります。

バイオフィルムが形成されると、その内部で細菌が毒素を出し歯周病を引き起こし悪化させます。

バイオフィルムは、うがいやデンタルリンス、抗菌剤を使用しても簡単に除去することはできません。

機械的に細菌集落を取り除くことが重要です。

つい、お酒を多く飲んでしまった日は歯を磨かないで寝てしまう、また歯磨きを疎かにしてしまうという方も多いと思いますが、患者さんご自身で行っていただく歯磨きはとても重要です。

 

バイオフィルムを物理的に取り除く毎日のプラークコントロールのテクニックをしっかり習得し、定期的に検診をしてプロフェッショナルケアを受けることが大事になってきます。

 

ご自宅でのセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアを駆使しながら、歯周病トラブルのない健康なお口を維持していきましょう。

当院では3カ月に1度の定期クリーニングをお勧めしております。

 

是非、浜岡歯科クリニックでお待ちしております!

 

世田谷区  千歳烏山 

浜岡歯科クリニック歯科衛生士 辻尾が担当いたしました。

頬の内側の白い線

こんにちは。

桜が見頃な時期になりましたね🌸
毎年写真を撮っているのですが、今日はあいにくの雨予報…散ってしまう前にと昨日の朝、仕事前に慌てて撮りました。

ちょうど去年の今頃は季節外れの雪だったようです。桜×雪の異例なコラボが見れた貴重な年でしたが、この時期だけは、天候の良い日が続いて長く桜を楽しみたいと毎年感じます。

 

さて、話は変わりますが、
頬の内側に白い線はありませんか?

お口の中をよく見ないと気付かないものですが、
噛みしめをしている方に多く見られるものです。

本来、上下の歯は口を閉じていても完全に接触せず、隙間が空いています。食事や会話の時間も含めて接触する時間は、1日20分程度と言われています。

歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯を支えている組織への影響だけでなく、顎関節症や頭痛・肩こりの原因にもなります。
無意識に行ってしまうことが多いため、就寝中の場合には ナイトガード というマウスピースの着用がおすすめです。
日中噛みしめる癖がある方は、舌の先端を上アゴにくっつける癖をつけていただくと、歯と歯が接触しづらくなり、噛みしめが緩和されます。
ぜひ試してみてください☺︎

わたしも仕事中など、気がつくと結構な力で噛みしめていて、いつもハッとします。
分かってはいても、無意識とは怖いものでなかなか治りませんが、気をつける意識を今後もしていきたいと思います!

頬の内側の白い線以外にも、チェックポイントはありますので、気になることがあればご相談ください♪

 

世田谷区  千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 山口 が担当いたしました。

そろそろ春ですね

こんにちは☺︎!

最近は暖かい日も増え、春が近くまで来ていることを感じるようになってきました。

そろそろ桜の開花が楽しみな時期ではありますが、
昨年同様、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、従来のようなお花見はできなそうなのでとても残念です(´ `)

東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏でも、緊急事態宣言の解除が本日発表されましたが、
自粛生活はまだまだ終わりが見えませんね。

1日も早く以前のような生活に戻れるよう、一人ひとりが正しく感染予防対策を心がけていきましょう。

さて、私ごとですが、先日お休みをいただき実家の新潟に帰省をしていました。

その時に買い物で出かけたスーパーのレジ横に、このようなPOPが掲示されていました。

新潟県では、平成20年(2008年)に全国に先駆けて「新潟県歯科保健推進条例」が制定され、現在では44の道府県で制定されています。

いつまでもよい歯で、おいしく、楽しく、食べられることを目指し、その実現のために関係者が協力しあおうというもので、
その一環として新潟県と株式会社ロッテが連携し、県民の健康増進を目的として活動しているそうです。

新潟県内にPOPを掲出したり、小売店との共同取り組みとして、
スーパーのイートインスペースを利用した「噛むこと」の大切さに関する健康セミナーを開催するなど、幅広い世代に情報発信をする取り組みを行なっているようです。

新潟県は35年以上にわたり口腔の健康づくりに取り組み、子供の虫歯数が全国一少ないなどの成果をあげています。

県内の小学校ではフッ素洗口を実施したり、歯磨き指導や食事指導も行い、積極的に歯科保健活動を進めています。

新潟県の小学校でのフッ素洗口実施率は89%、全国平均は19%だそうです。

全国的に虫歯のある子供を減らすため、各地でフッ素洗口や歯科教育などの歯科保健活動がもっと普及していくといいですね。

お口の健康は、心と体の健康を維持するためにも、豊かな毎日を送るためにも大切なものです。

毎日の歯磨きに加えて、3ヶ月〜半年に1回は歯科医院での定期的なクリーニングを受けて、口腔内をチェックすることをオススメします。

世田谷区     千歳烏山
浜岡歯科クリニック     歯科衛生士
新保が担当しました。

ロイテリ菌

こんにちは!今日は朝起きたら寒くてびっくりしました!この感覚は今月はじめまでだったはずです。

外は何だかシーンとしているし、まさかと思って窓を開けたら天気予報どおりの雪でした。

私は府中市で暮らしていますが、確かに10センチくらい一時積もったかもしれません。今週から4月になるのに変な感じです。

これでは桜も凍ってしまいます。凍って桜は長持ちするでしょうか?今年はコロナウィルスのため、この土曜日曜も外出を控えいる方が多いですね。

見ごろなのにもったいないです。桜がもてば来週は見に行けるでしょうか?

私は花粉症の為、毎年お花見はマスクをして車中から眺めるのですが、来週行けたら今年もお花見をしたいと思います。

 

さて、我が家ではロイテリ菌のタブレットを1年ぐらい続けて食べています。

ロイテリ菌は人の母乳に含まれている乳酸菌で副作用がなく、腸内の悪玉菌を感知するとロイテリという天然の抗菌物質を産生し腸内環境を良好に、基本的免疫機能を向上するという菌です。

数年前に家族でインフルエンザをひと冬にA型とB型2回もかかり、R1という乳酸菌がインフルエンザに効くというのでR1飲料を毎日かかさず一人1本づつ数年続けていました。

確かにそれからインフルエンザに罹患したことがなく腸内環境が良くなっているんだなと実感していました。(たまたまかも知れません…)

しかし、毎日飲むとなると結構費用がかかると思っていたところに、このロイテリ菌のタブレットの講習が医院内で開催され、こちらに移行することにしてみました。

始めの1ヶ月間は毎日食べ続けて、それ以降は2~3日に1回食べれば菌を保持できます。

以前より経済的で、今のところインフルエンザに罹患していません!これで免疫機能をあげてコロナウィルスにも立ち向かうことができればと思っています。

また、このロイテリ菌は虫歯の原因菌のミュータンス菌を抑制し、歯肉炎の緩和や口臭にも効果があります。個人差はあると思いますが、1度試してみて下さい。当医院で購入可能ですので、お気軽にお声がけ下さい!

受付助手の開作でした。

 

 

 

口腔内写真

はじめまして。

歯科衛生士の遠藤と申します。

よろしくお願いいたします。

3月に入り、春本番!
暖かい日も少しずつ増えて、桜の開花も待ち遠しいですね。

お花が大好きな私はこれからの季節が楽しみです!

さて、今日は写真のお話をさせていただきたいと思います。

歯医者さんで撮る写真には

『レントゲン写真』と『口腔内写真』があります。

レントゲン写真はご存知の方が多いかと思います。

では、口腔内写真とは何でしょうか?

文字通り、お口の中をカメラで撮影したものです。

では、なぜお口の中の写真が必要なのでしょうか。

・患者様自身にお口の中の状態を知っていただくため

・診断の材料として、治療方針や計画を立てるため

・治療内容や計画を分かりやすく説明するため

・治療の前後やメインテナンス時の状態を記録し、比較するため

お口の中は狭く、暗いため、自分で見てもよく分からなかったり、口頭の説明では分かりにくい事もあるかと思います。

そんな時、お口の中の写真があると、治療箇所や歯ぐきの状態を目で確認する事ができます。

浜岡歯科クリニックでも、初診時やメインテナンス時に撮影させていただいております。

患者様の中には撮影に抵抗がある方もいらっしゃると思います。

撮影の前には必ず説明させていただきますので、ご安心下さい。

 

最後になりましたが、少しでも皆様のお力になれるよう精一杯努めて参りますので、よろしくお願いいたします。

ご来院をお待ちしております。

歯科衛生士 遠藤