レントゲン写真

皆さん、こんにちは。

この週末は一気に気温が上がり、春も目前ですね。薄手で過ごせるのが、待ち遠しいです!

さて、皆さんはX線写真からどんな情報を読み取ることができるかご存知ですか?

虫歯の治療や定期健診で、X線写真を撮ったことがある方も多いかと思います。X線写真からは、たくさんの情報を読み取ることができるので、その例を紹介していきたいと思います。

①虫歯

X線は、被写体の質により透過しやすいものと透過されにくいものとに分かれます。この透過の差を白黒の濃淡で写し出したものがX線写真です。

歯や骨などの硬組織や歯石、金属、ジルコニアなどは密度が高くX線を透過しにくいため白く写ります。逆に粘膜や歯肉といった軟組織や空気を含む空洞の部分は密度が低いため黒く写ります。

虫歯は、酸によって歯の本来の硬さが失われているので、X線写真上では黒っぽく写ります。目視できない歯と歯の間の虫歯や、詰め物の下の虫歯等はX線写真で確認します。

 ②歯周病

歯石の有無や、骨が溶けてしまっていないか、骨欠損がある場合どの程度か、等を確認します。

歯周病の進行や経過、咬合などの修飾因子もみることができます。 

③歯の破折

歯の破折は歯冠部(歯の頭)破折か、歯根部破折かといった部位ごと、神経のある歯か否かなどにより対応が変わります。折れてしまったところには破折線という黒い線が写ります。

④補綴物

詰め物、被せ物、ブリッジなどの補綴物の形態、適合状態、二次虫歯ができていないかなどを確認します。

⑤インプラント

術前、術後ともに活用します。周辺骨の状態や、埋入後にトラブルが起きていないか、周囲炎が起きていないかなどを確認します。

⑥全体の写真(パノラマX線写真)

過去の治療痕をはじめ、副鼻腔(上顎洞)、顎関節、上下顎の骨、歯槽骨(歯を支える骨)、下顎骨下縁まで総覧できます。

このように、たくさんの情報を読み取ることができます。

お口の健康のためにも、定期検診を受け、必要であればX線写真を撮ることをおすすめします。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科助手 星野が担当いたしました。

口呼吸の弊害

こんにちは。

暦の上では春ですがまだまだ寒い日が続いており、春の日差しが待ち遠しいですね。

先日の記録的な大雪により、北海道や北陸地方では日常生活にも影響が出ているようですので、除雪中の事故や転倒による怪我にもお気をつけください。

 

さて、新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るい、未だ感染拡大が収まりそうにない状況ですね。

基本的な予防策である「3蜜の回避」や「マスク着用」、「手洗い、消毒」は引き続き欠かせないものと思います。

そんな中で皆さんは、学校や仕事場、買い物などの外出時では、食事以外マスクを付けていると思います。

最近ネットニュースなどでも話題にのぼりますが、「マスクの弊害」があります。

マスクをした状態での鼻呼吸は苦しいため、口呼吸するようになります。

今の季節ですと花粉症が原因で鼻がつまり、口呼吸になっている方も多いのではないでしょうか。

そうなることで、口の中が乾き虫歯や歯周病、口臭などの原因となることがあるのです。

本来、人の呼吸は「口を閉じて行う鼻呼吸」です。

口を閉じていれば、口の中は唾液で潤っている状態です。

唾液の作用として、悪いバイキンをやっつけてくれる抗菌作用や、それらを洗い流す自浄作用があります。

ところが、口呼吸が常習化すると口の中の唾液は乾いてしまい、抗菌作用や自浄作用の効果が薄れてしまいます。

虫歯や歯周病は細菌感染症なので、口呼吸により細菌が増えることで、発症したり悪化してしまいます。また、増えた細菌は口臭の原因にもなります。

そこで、マスク生活での「お口の病気の予防」として、いくつかの対処法をご紹介しますので参考になさってください。

1)マスク着用時でも、なるべくゆっくりと鼻呼吸をする意識を持つ。

2)野外や人の密集していない換気の良い場所では、マスクを外して鼻呼吸。

3)虫歯菌や歯周病菌を増やさないために、頻繁な糖分の摂取や間食を控える。

4)食後、特に就寝前には、時間をかけて丁寧に歯磨きをする。

5)唾液腺マッサージ(唾液を出す唾液腺を刺激するため、頰やアゴの下あたりをマッサージする。)

6)「あいうべ体操」(口を動かし唾液を出したり、口の周りや舌の筋力を鍛えて、口を閉じて鼻呼吸を促す体操)

*「あいうべ体操」は みらいクリニック(福岡県福岡市)院長の今井一彰先生が考案された体操です。

正しい鼻呼吸を意識し、健康な生活を送りましょう!

 

世田谷区 千歳烏山
浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 新保が担当しました。

TCH(歯列接触癖)を知ってますか?

日常生活の中で、上下の歯をかみしめていませんか?

歯ぎしりやくいしばりは、歯と顎の関節や筋肉に大きな負担をかけます。 また上下の歯が接触する程度の弱い力でも、接触時間が長時間になれば大きな負担になってしまいます。強い力はかからないけれど、無意識のうちに上下の歯を触れさせ続けてしまう状態を歯列接触癖(Tooth Contact Habit)といいます。

ひとは通常、上下の歯列間に1~3㎜の隙間があり、上下の歯が接触するのは物を噛むときと飲み込むときだけで、平均で1日20分以下といわれています。
一方、上下の歯列間の隙間が失われ、上下の歯の接触時間が長くなってしまうのが歯列接触癖を持つかたの特徴です。

ストレスや緊張が続いたり、パソコンやスマホの操作 に集中しすぎたり少し俯いた状態での操作、また掃除や料理などの家事の間にも歯を接触させてしまう原因があると考えられています。

①舌の先端あるいは周縁部に歯の圧痕がある、②頬粘膜に咬合線がある、③唇と上下の歯を別々に動かすことが困難である(例えば、唇を閉じて咬合する。この状態から上下の歯を離開すると、同時に唇も離開してしまう。逆に唇も上下の歯列も離開している状態から上下の歯を接触すると、同時に唇も閉じてしまう)状態がみられると歯列接触癖である可能性が高いです。

また歯列接触癖では、歯の慢性咬合痛、歯周病の悪化、詰め物やかぶせ物の脱離、歯の破折やひび割れ、慢性的な口内炎、咬合の違和感、舌や頬粘膜の誤咬、舌痛症や義歯性疼痛の症状をひきおこす可能性があります。

歯列接触癖を止める最も効果的な方法は、お口の中で歯を離す事を意識することです。唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜くことを2~3ケ月続けるうちに接触癖が落ち着くことも多いようです。 また付箋に「上下の歯を合わせない」などと書いてパソコンやテレビの隅に目印として貼っておき、それを見たら上下の歯を離すよう思い出すようにするのも効果的です。仕事、家事、勉強での姿勢を正しくすることも、大切なことです。

このような症状がありご心配な方は一度ご相談ください。 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

担当は歯科医師 小嶋智子でした

いい歯の日

こんにちは☺︎

早いもので、もう11月になりました。
いよいよ季節も冬が近づいてきたなと感じますが体調はいかがでしょうか。
これからどんどん寒くなってくると、コロナだけでなく、インフルエンザにも注意が必要です。
うがい・手洗いに加えて、加湿もしっかり行なってくださいね。

さて、今回は「いい歯の日」についてお話したいと思います。

明日、11月8日は、語呂合わせで「いい歯の日」となっています。
厚生労働省と日本医師会が1989年より推進を始めた8020運動が発端です。
8020運動とは、80歳まで20本の健康な歯を残すことを推進する運動です。
その一環として、日本国民に歯の健康増進を啓発するための日として、1993年より、11月8日を「いい歯の日」と定めたのです。

「いい歯」というと、虫歯のない歯、歯周病のない歯、噛合せの良い歯、歯並びの良い歯、白い歯など、いろいろな「いい歯」が思い浮かぶことでしょう。
すべて間違いではありません。
しかし、日本口腔保険学会では、もっと大きな視点で「いい歯」とは何かを伝えています。
それは、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を高めてくれる歯、日々の生活をいきいきとさせてくれる歯です。
詳しく言えば、噛めるサイクルが健全に保たれている歯となります。
しっかり噛めることが、消化を助け病気を防ぎ、美味しさを味わうことができ、バランスの良い栄養が摂れて健康になることで、またしっかりと噛めるというサイクルです。

8020運動を啓蒙している日本ですが、実際のところ、80代での残存本数の平均は、残念ながらわずか7本程度となります。
日本において、40代以降で歯を失う大きな原因は歯周病です。
歯周病は決して難病ではなく、その原因は歯周病菌の出す毒素によるものと、原因がはっきりしています。
しっかりとケアしていれば、防げるものなのです。
しかし歯のセルフケアには限界があり、磨き残しが発生してしまいます。
歯医者さんでのチェックを怠ったまま長期間放置し、悪化してから初めて、歯医者さんに足を運ぶというのが、日本の現状ではないでしょうか。
セルフケアでは不十分であることをしっかりと認識し、定期的に歯医者さんでプロのメンテナンスを受けることが歯を残すためのコツなのです。
歯が痛いなどの症状がなくても、ぜひ定期検診にいらしてくださいね。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 新保が担当いたしました

成人矯正

お久しぶりです、皆様いかがお過ごしでしょうか。
季節外れの気温の日もまだあるようですので体調管理にはお気をつけください。
コロナウイルスの猛威はようやく落ち着いてきているようですが、気を緩めすぎずに感染対策に気を付けましょう。

今回は「大人の矯正」についてお話したいと思います。

皆様が思い描く「矯正治療」のイメージだと思いますが、成人矯正や一期治療を終えた後の二期治療といわれている矯正です。

二期治療の場合には、一期治療で歯と顎の関係を治した後に個々の歯の位置関係を変えていく治療になります。
成人矯正では主に個々の歯の位置関係を治していく治療となります。

成人矯正にどんな効果(メリット)があるかというと
〇見た目がよくなる(歯並びがよくなる)
〇顔立ちが整う
〇虫歯や歯周病になりにくくなる
〇顎の関節痛がなくなることがある
〇食いしばりや歯ぎしりなどの習癖がなくなることがある
等々いわれていますが、歯並びが悪いことに対してのコンプレックスの解消が大きいのかもしれません。

また成人矯正にはデメリットも存在します
〇矯正治療中は装置を歯に装着する必要がある為、虫歯、歯周病のリスクが上がる
〇子供の歯に比べると動きにくいので治療期間がかかる
〇歯茎が下がったり歯根が吸収することがる
どんな事柄にもメリットとデメリットはあると思いますが、担当の歯科医師とよく相談していただきたいと思います。

矯正治療は見た目の改善だけではなく、機能の改善もおこなえる治療だと思います。
浜岡歯科クリニックではブラケット矯正やマウスピース矯正もおこなっていますので、お気軽にご相談ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師 濱田が担当いたしました