歯周病と糖尿病

歯科医院でのメンテナンス

痛みもないし忙しいから

ついつい後回しにされる方も多いのではないでしょうか。

歯科医院では悪いところを治すのは勿論ですが、予防する事もとても大切です。

歯周病が進行してしまうとお口の中の細菌が増えます。

その細菌が血管に入り全身に巡り、全身疾患を起こします。

歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。

40歳以上の1割の方が糖尿病、もしくは糖尿病の疑いがあると言われています。

糖尿病の症状が悪化してしまうと逆に歯周病も進行しやすく、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられます。

なぜ歯周病が糖尿病に関わってくるかというと、

歯周病で増えてしまった細菌が血流にのって体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくしてしまうため、糖尿病が発症・進行しやすくなるのです。

細菌を減らすために、毎日の歯磨きによるプラークコントロールをしっかり行い、歯科医院で炎症の原因となっている歯石を取り除く事で歯肉の炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善していきます。

適切な治療とメンテナンスで

全身の健康を守ることにつなげたいですね。

浜岡歯科クリニックでは定期的なメンテナンスや毎日の歯磨きの大切さをお伝えし、患者様のモチベーション向上になればと考えています。

お口の中はご自身では症状のわかりにくい部分です。セルフケアに自信のある方も、定期的にチェックを受けてみてはいかがでしょうか。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 小畑が担当致しました。

口呼吸は万病のもと

こんにちは。すっかり寒くなってきましたね。

 

さて、みなさん呼吸は口でしていますか?鼻でしていますか?

 

先日とある歯科雑誌を読んだのですが、半数以上の方が口で呼吸をしているといわれているそうです。

 

人は本来、鼻で呼吸をするものです。

 

口で呼吸をすると、口の中が乾燥して、唾液の機能の働きが妨げられてしまいます。また、口で呼吸をすることでウイルスや細菌が直接、粘膜に付着するので感染症のリスクも高まります。その点、鼻の内部はウイルスや細菌をキャッチし、体内への侵入を防いでくれるフィルターの役割をしています。鼻毛って出ているとかっこ悪いですけど、それ以外は重要な役割を果たす大切なものですね。鼻毛は切りすぎないようにしたいものです。

 

では、歯科的な観点から口呼吸の弊害にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

まず、先に記載しているように口呼吸を行うことで、口の中が乾燥して唾液の機能の働きが妨げられます。唾液には自浄作用(汚れを洗い流す)や抗菌作用(細菌の増殖を抑える)、再石灰化作用(歯の表面を修復し、むしばを防ぐ)などたくさんの効果があります。この唾液が減ってしまうと、これらの作用も減ってしまうので、結果としてむしばや歯周病のリスクも高まります。

 

私自身、鼻詰まりが原因で気づかないうちに口で呼吸をしていることはよくあります。その対策として行っているのが、鼻うがいです。鼻が通るようになると鼻呼吸が楽になり、口呼吸を防ぐことができます。

 

また、お喋りしたり、口の体操をしたりと、よく口を動かして唾液の分泌を促進しています。そして、こまめな水分補給も行っています。(ジュース等はむしばの原因になるのでこまめな水分補給にはNGです!!)

 

是非、みなさんも鼻呼吸を改善し、口呼吸を意識してみてくださいね!!

 

世田谷区  千歳烏山  浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 相澤

 

 

 

唾液分泌能

皆様お久しぶりです。
まだまだコロナウイルスがさまざまな影響を世の中に及ぼしていますが、自分や周りの人の為に自身でできる限りの感染予防対策をしていきたいですね。

今回はPCR検査の検体の1つとして挙がっている唾液についてです。
少し前のブログにも唾液やカリオテストについてあがっていますが、少し違う視点からももう少しお話させていただきます。
唾液には色々な作用があり、健康な人の1日の唾液分泌量は1~1.5リットルと言われています。口腔内を潤すだけでなく、唾液のそれぞれの成分が機能を持ち、お口の潤いと健康を守っています。

1.自浄作用 歯垢や食べかすを洗い流す。
2.消化作用 アミラーゼ(酵素)がデンプンを分解して体内に吸収しやすくする。
3.抗菌作用 細菌の増殖を抑える。
4.粘膜保護作用 ムチンが喉や食道を傷つけにくくする。
5.食塊形成作用 味を感じさせ、み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする。
6.pH緩衝作用 飲食により酸性に傾いたお口のpHを中和させる。
7.粘膜修復作用 上皮成長因子(EGF)が組織が傷ついたときに修復する
8.再石灰化作用 飲食により、溶けかかった歯面の修復をする。
9.潤滑作用 発音や発声をスムーズにする。

お口が乾燥すると、口の中の細菌が繁殖しやすくなります。自浄作用が低下して感染症を引き起こしたり、誤嚥性肺炎のリスクが高くなるなどさまざまなトラブルが生じてきます。
適切な口腔ケアを行うことで誤嚥性肺炎のリスクを軽減するだけでなく、食機能の早期改善も期待できます。
【食べる】という行為は「咀嚼(噛む)」「食塊形成(まとめる)」「嚥下(飲み込む)」の3つからなります。

〇唾液が正常に分泌されている時
咀嚼(噛む) 歯と顎の力で食べ物を細かく砕きます。

食塊形成(まとめる) 飲み込みやすくするために、唾液を使って適度な塊にします。

嚥下(飲み込む) 食べ物を喉から食道へ送り込みます。唾液で食べ物を覆っているので喉や食道が傷つきません。

〇唾液の分泌量が少ない時
咀嚼(噛む)

食塊形成(まとめる) 唾液が少ないと、なかなか適度な塊になりません。じょうずに塊がつくれないので、飲み込むのも苦労します。

嚥下(飲み込む) 飲み込むのも苦労するのを放っておくと食事が面倒になり、食欲不振や低栄養状態のリスクが高まります。

他にも、上手に塊がつくれないので飲み込みに失敗し、喉から気管にいくこともあります。これを放っておくと誤嚥性肺炎のリスクも高まってしまいます。
さらに、唾液分泌量が少ないと抗菌作用が働かず、菌が繁殖しやすくなり、ムシ歯(う蝕) ・歯周病・口臭のリスクも高まっていきます。

お口の乾燥は大事なサインです。口腔乾燥にも注意し唾液のケアも行いましょう。
口腔環境を守るためには定期的なチェックが欠かせません、是非メンテナンスにもいらしてください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師濱田が担当いたしました。

「歯間ケア」をおすすめします!

みなさん、こんにちは!

早いもので、10月最後の日曜日となりましたが

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

最近は、朝晩寒い日も増えてきましたね。

体調を崩さないよう、くれぐれもお体ご自愛ください!

 

さて、話は変わりますが

「歯ブラシで磨くだけでは歯垢の除去率は6割以下」

と言われていること、、、ご存じでしたか?

歯ブラシで丁寧に磨いても、歯と歯の間には毛先が届かないので

4割以上の汚れが残ってしまいます。

日本人に歯周病の方が多いのは

歯間ケアが浸透していないことも一因だといわれています。

1日1回は、デンタルフロスや歯間ブラシを使って

歯と歯の間もきれいにすることが、とても大切です。

特に寝ている間は唾液の分泌量が減り、お口の中の細菌が増えますので

就寝前にしっかりケアをするのがおススメです!

 

歯磨き後に歯間ケアをするのが一般的なようですが、

「歯磨き後にフロスや歯間ブラシをするのがおっくう」

「忘れてしまう」という方は、

最初にフロスや歯間ブラシで清掃してから

歯ブラシで歯全体を磨くのもおすすめです。

生活習慣に合わせて、ぜひ取り入れてみて下さい!

 

患者様とのお話の中でも、「フロスの使い方が難しい」という方や、

「歯間ブラシを使っているけれど、適当に買って使っている」

という方がたくさんいらっしゃいます。

歯間ブラシのサイズはたくさんあって、せっかく使っているのに細すぎて汚れが落とせていなかったり、逆に太すぎて歯茎を傷つけてしまっているかもしれません。

どのようなものを使用したらよいか迷った時や

正しい使用法を確認したい時は、

治療やメンテナンスでご来院いただいた際に、

担当の歯科衛生士さんや先生に遠慮なくご相談ください。

患者様に合ったケア用品をアドバイスいたします。

 

年々寿命が延びている今、歯を使う期間も長くなってきています。

歯間ケアも取り入れて、歯と体の健康を守りましょう!

 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 山口が担当いたしました。

 

 

 

唾液の機能について

こんにちは。

少しづつ気温が下がり始めてきて、少しづつ過ごしやすい季節になってきました。

今回は唾液の機能ついてご説明させて頂きます。

唾液の中には、お口の状態を良くするための成分がたくさん含まれているため、お口が乾燥してしまうと虫歯、歯周病になってしまいます。

唾液の中の成分機能は大まかに以下のようになっています。

①殺菌・抗菌作用(菌を倒す・増やさない)

・ラクフェリン

菌の成長に必要な鉄を奪って、菌増殖を抑える。

・リゾチーム

細菌の防御機構を壊し菌を溶かす。

・ヒスタチン

歯周病関連菌が分泌するトリプシン様プロテアーゼ活性を阻害する。カンジダに対して抗菌作用を持つ

・ラクトペルオキシダーゼ

細菌の代謝経路を阻害する

・分泌型IgA

粘膜部位の免疫の一端をになっており、特異的に感染防御機構に関与する

など

②緩衝 (酸性に傾いたお口の中を元に戻す)

・重炭酸塩

・リン酸塩

③消化作用(食べたものを分解する)

・マルターゼ

2糖のマルトース(麦芽糖)を分解する

・アミラーゼ

デンプン、グリコーゲンを分解する。

・リパーゼ

資質を分解する。

などがあります。

大まかな成分と機能を説明させて頂きましたが、唾液がお口の中にとっても、とても大事なものだとわかります。

ご自身でお口の中が乾いてきた、歯磨きはしているのに虫歯、歯周病になりやすいなどの方は、しっかり唾液が出ているか検査してみてはいかがでしょうか。

是非ご相談ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師 濱岡玄でした。