歯の心得

こんにちは!

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科医師の濱岡玄です。

最近は少し外を歩くだけで体力の消耗を感じます。

今回は歯科医師会(歯医者さんの集まり)が出している歯を長持ちさせる為に必要な『心得』を紹介致します。

歯科医師会が出している『心得』は全部で5つあります。一つ一つ紹介させて頂きます。

1「いつでも何処でも歯ブラシを持ち歩くべし』

お口の中は細菌がとても繁殖し易く、かつ48時間歯ブラシが当たっていないところがあると、歯石という歯ブラシで取れない硬い汚れが出来てしまいます。

「旅行で1日くらいいいや」、「出先だから今日をいいや」などと考えずに必ず歯磨き道具を持ち歩きましょう。

2「食べたら速やかに歯を磨くべし」

これに関しては先生によって言うことが少し違うかも知れません。食事後20分は、お口の中が酸性に傾いており、強い歯磨きで歯がすり減り易くなっている状態です。理想を言えば食後すぐ口を濯ぎ20分は程度経ってから歯ブラシをして頂くと良いと思いますが、会社の昼休みなど時間が限られている場合はやらないよりも直ぐにでも磨いて頂く方がいいと思います。

3「正しい歯磨きを歯医者さんに教わるべし」

また歯磨きは習慣化しているため、その方の癖がよく出ます。

時間をかけて磨いているのに特定の場所に一切触れていない方もいます。どこが磨けていて、どこが磨きづらいのか確認し教えて貰うのが良いでしょう。

4「歯の定期的な検診で災いを未然に防ぐべし」

神経のない歯の虫歯や歯周病は、痛みがなく進んで行きます。毎日ご自身で鏡で進んでいないか確認しても、少しづつの変化は分かりません。歯医者さんで客観的に数値で管理して貰いましょう。

5「歯は一生の友と心得るべし」

歯は食事をする際にとても重要です。ある雑誌で「お年寄りの方に若い頃にやっておけばよかったことは?」というアンケートが有りました。他の夢であったりを抑え、第一位が『歯を大事にしておけばよかった』とのことでした。どの程度アンケートに信憑性があるかはわかりませんが、間違いなくお年を召した時に歯で後悔してらっしゃる方は多いです。一生ご自身の歯で楽しく食事をする為には今残っている歯を自分の友達だと思って大切にして頂くことが大事になるでしょう。

5つの『心得』に気をつけて一生ご自身の歯で楽しく食事を出来るように一緒に頑張りましょう!

お口の渇きについて

 

こんにちは。早いものでもう8月になりましたね。

毎日の暑さと格闘しながら日々過ごしております。

 

さて、みなさん、今から挙げるものに当てはまるものはありますでしょうか。

 

・水をよく飲む

・お口の中がネバネバする

・乾いた物が食べにくい

・口臭がある

・舌がヒリヒリして痛い

・入れ歯が擦れて痛い

 

これらは、ドライマウス(口腔乾燥症)のサインです。

 

ドライマウスは全身疾患のサインともいわれているので、初期段階での対策が非常に重要です。

 

ドライマウスは唾液腺の機能が低下して起こる症状です。

 

健康な人の1日の唾液分泌量は1~1.5リットルです。唾液はお口を潤すだけでなく、さまざまな作用で健康を守ってくれます。

 

①自浄作用:食べかすや歯垢を洗い流します

②消化作用:アミラーゼ(酵素)がデンプンを分解して体内に吸収しやすくなります

③抗菌作用:細菌の増殖を防ぎます

④粘膜保護作用:ムチン(糖タンパク)がノドや食道を傷つけにくくします

⑤食塊形成作用:味を感じさせ、嚙み砕いたり、飲み込んだりしやすい塊にします

⑥pH緩衝作用:飲食により酸性に傾いたお口のPHを中和させます

⑦粘膜修復作用:上皮成長因子が組織が傷ついたときに修復します

⑧再石灰化作用:飲食により、溶けかかった歯面の修復をします

⑨潤滑作用:発声や発音をスムーズにします

 

 

唾液が減り、お口の中が乾くと粘膜が傷つきやすくなったり、細菌の増殖により粘膜が荒れたり、むしばや歯周病の進行に影響してきます。7/11に更新している記事に、湿潤剤「アクアバランス」の説明もありますので、是非そちらも参考にしてみてください。

 

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

歯科衛生士 相澤

 

飲み物のPH

こんにちは。最近ぐずついた天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は飲み物のPHについてお話ししたいと思います。

みなさんはPH(ペーハー)という言葉を聞いたことがありますか?

そのものが酸性なのか、アルカリ性なのかの度合いを示す数値のことをいいます。

数値は1〜14までの値で、7が中性、7より大きければアルカリ性、7より小さければ酸性になります。

歯はカルシウムからできており、とても硬いのですがこのPHが5.5以下になると歯が溶け出していき、虫歯になっていってしまいます。

歯磨きを頑張っているのに虫歯になりやすい方や、甘いものを控えているのに虫歯になりやすいという方はもしかしたら普段飲まれているものが原因という可能性が考えられます。

 

みなさんはこの様な表を見たことがありますか?

柑橘系の飲み物以外にも栄養ドリンクやスポーツ飲料水、100%果汁ジュース、晩酌で飲まれるビールやワインなんかも実は5.5以下のものが多いんです。

私自身も学生の頃によく飲んでいたフレーバー付きのお水が5.5以下だと知った時は正直びっくりしました!

この表をみたら、少し気になってしまい好きなものが飲みづらい、飲めない。そんな悲しい毎日は嫌ですよね。

そこで、好きな飲み物を飲んでも虫歯になりにくくするおすすめの予防対策をいくつかまとめてみました。

【1】ダラダラ飲み(時間を決めずに飲んだりすること)を控えてみる。飲む回数自体を少し減らしてみる。ジュースならストローを使ってお口の中に溜める時間を作らないことが一番始めやすいかなと思います。

【2】PHの低いものを飲んだ後にお水やお茶でうがい。

【3】飲食後30分ほど経ってからの歯磨き。飲んだ後は歯が溶け出して脆くなっています。唾液の中性に戻す力を使ってからフッ素入りの歯磨き粉をご使用いただくとより歯を強くしてくれます。

【4】歯科医院での定期的なメンテナンス。自分では気が付きにくい初期虫歯や虫歯が進行していないのかのチェックとともに歯科医院のみ扱っている高濃度のフッ素を塗布することでより強い歯にすることができます。

 

このように、少しだけ気をつけていただくことで好きなものを美味しく飲むことができます。

メンテナンスの際に何か気になることがありましたら、担当の歯科衛生士にお気軽にご相談ください。

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック 

歯科衛生士 安部が担当いたしました。

酸蝕症

こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
あすは成人式ですね🎊
新成人の皆様、おめでとうございます!
連休の中日はあいにくのにわか雨でしたが、
あすは晴れる予報のようです😊成人式日和になりそうですね🌟

さて、「酸蝕症(さんしょくしょう)」という言葉を知っていますか?

酸蝕症とは、酸によって歯が溶ける症状をいいます。
「むし歯」はむし歯菌が餌である糖を分解するときに作る酸で歯が溶けますが、「酸蝕症」は細菌が関与しないという点がむし歯と違います。

以前は塩酸・硫酸・硝酸などを扱う工場において、酸のガスやミストが直接歯に作用して溶ける職業病として知られていましたが、最近は一般の方のお口の中でもみられるようになってきました。

原因は

・胃酸 ー 逆流性食道炎、摂食障害

・酸性の薬剤の服用 ー ビタミン剤、アスピリン 等

・酸の強い食品の摂り過ぎ ー 清涼飲料水、スポーツドリンク、果物、クエン酸、酢 等

で、その中でも酸の強い食品の摂り過ぎが一番多い原因と言われています。

だらだら食べ、ちびちび飲みに心当たりはありませんか?
もししているようでしたら注意が必要です。

また、食後にきちんと歯磨きをしている方も酸性のものに触れた直後の歯は柔らかくなっていますので、摂取後30分程度時間を置くか、歯磨き前に一度お水で洗口をしてから磨くようにしてください。

牛乳やチーズなどは歯の脱灰を防ぐカルシウムやリンを含む食品なので、酸性の食品にと同時または食後に摂ると良いとされています!

さらに
唾液の分泌促進やフッ素の活用も有効なので、
キシリトール100%ガムやフッ素配合歯磨剤の使用、フッ素の洗口液の使用など、取り入れてみてくださいね。
※当院でも販売しておりますのでぜひご利用ください✨

酸性の食品を摂ってはいけないというわけではありません!!
酸蝕症を理解した上で食を楽しみましょう!!

歯科衛生士 山口