こどもの歯ぎしり

今年も残すところ2週間となりました。寒さも本格的になってきていますが、皆さま健やかにお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?。

寝ているお子さんが歯ぎしりをしていて心配というお母さんがいらっしゃいます。今回はお子さんの歯ぎしりについて説明したいと思います。

1)歯ぎしりの原因

・乳臼歯が生える2歳頃や乳児から永久歯に生え変わる4〜6歳は、歯ぎしりをする子供が多くなります。乳歯が生え始めた赤ちゃんのときから歯ぎしりが始まることもあります。噛み合わせのバランスを調整したり、骨格の成長をうながして、永久歯が生えてくるスペースを確保するためです。無意識の行動で、正常な成長に伴うものとして現れます。

・また大人の歯ぎしり同様に、精神的なストレスが原因のこともあります。保育園や幼稚園に通い始めて環境が変わったり、弟妹が生まれて不安を感じたり、学校生活でストレスがかかる事があった時などです。

2)歯ぎしりへの対策

・子供の歯ぎしりは一時的なものがほとんどです。多くの場合、様子を見ていきます。

・精神的なストレスが原因の場合は、コミュニケーションを増やしたり、寝る前に本を読んであげたり、家庭でリラックスできる環境を整えてあげるようにしましょう。

・あまり噛まずに食事をする子供は、顎の成長の促進がされな為、歯ぎしりか多く見られる傾向です。歯応えのあるメニューにしたり、しっかり噛んで味わいながら食事をするようにしましょう。

・姿勢の悪い子供も歯ぎしりを悪くします。前かがみを続けていると、部分的に顎の筋肉が緊張して、顎関節の動きが悪くなることで歯ぎしりが起こるからです。立っている時だけでなく、椅子には浅く腰掛けるなど、座っている時の正しい姿勢も注意してあげましょう。

3)受診が必要なケース

①歯並びに問題がある   ②歯がひどくすり減っている ③顎に痛みがある時 ④歯がぐらついている ⑤永久歯がそろっても、歯ぎしりが起きている

子供の歯ぎしりは歯の生え変わりで起きていることがほとんどです。成長の過程と考え、過度な心配はなさらなくて大丈夫なことが大方です。しかし、お子さんによっては何らかの問題があって、歯ぎしりが起きている場合もあるので、定期的な、歯科検診を。受けることをおすすめします。

担当は歯科医師小嶋でした。忙しくなる年の瀬に向け、どうぞお身体ご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

乳歯のむし歯に注意

こんにちは、今年は早くからすごーく寒くなったような気がします。皆さんいかがお過ごしでしょうか?インフルエンザも11月から流行しているようです。ご自愛下さい。

今回は、お子さんの歯について書きたいと思います。

私が幼い頃は味噌っ歯などという言葉をよく聞きました。今はあまり聞かなくなった言葉です。味噌っ歯とは乳歯時の子供の前歯が虫歯により黒く変色、口を開けた時や笑った時に目立つ状態です。それをお友達が見て指をさしながら味噌っ歯だ!と言われ、黒い歯を見せながら一緒に笑ったものです。私の子供の頃は恥ずかしいと言うよりそういう子がよくいたので、ちょっとした笑いの種ぐらいの感じです。最近はあまり見なくなったのでこの言葉も聞かなくなったのでしょう。

子供の歯は大人の歯に生え変わるから多少虫歯になっても、まあいいっかとほっておいたりダラダラとジュースやおやつを食べていたりしたのが原因でしょう。確かに乳歯は抜け落ち永久歯にはえ変わるのですが乳歯を虫歯にしてしまうとその痛みで食物をよく噛めず食事の量が減り栄養をしっかり取れなくなったり、噛まないことで顎(あご)が細くなり永久歯がはえるスペースが足りなくなります。

また、乳歯の下には永久歯が控えています。乳歯を虫歯で早く抜くような事態になると乳歯をガイドにしてはえてくる永久歯は所定の場所がわからず歯並びは悪くなります。悪い歯並びは見た目だけではなく磨き残しが多く虫歯や歯周病の原因に大人になっても影響が出てきます。

矯正すればいいと思うかもしれませんが矯正は保険が適用されず高額になり時間もかかります。それでは乳歯を虫歯にしなければいいと思いますよね。しかし乳歯は永久歯よりも石灰化が弱く柔らかいため虫歯になりやすい、虫歯になると進行も早いので注意が必要です。日々の歯磨きは大切ですが本人やお母さんが頑張っても限界があります。大人になってから後悔しないためにもプロフェッショナルによるメンテナンスが必要です。大人になっても日頃のブラッシングだけでは防げない虫歯や歯周病、子供ならなおさらです。子供の頃からメンテナンスに慣れ大人になっても続けていく習慣をつけましょう。

受付助手の開作でした。