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2020.01.19

インフルエンザの感染予防対策

こんにちは!

昨日は東京にも雪❄️が降り寒い1日でしたね。

風邪をひいたり、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?

そして、インフルエンザも流行っていますね。。

高熱、のどの痛み、関節の痛みなどなど、つらいですよね。

そして出勤・登校・登園停止の期間も結構な日数になるので、これまた大変です。

 

実は先月、私も10年振りにインフルエンザA型にかかってしまいました。

悪寒と節々の痛みと戦い、3日間寝込んでしまいました。

子供たちと主人に感染させてしまうと、一家全滅の危機になってしまうと思い、感染予防対策をしました。

 

一般的にインフルエンザにかからないようにするには、

①感染経路を断つ ②予防接種を受ける  ③免疫力を高める、などのことが大切と言われます。

 

①感染経路を断つ 

インフルエンザウィルスは飛沫感染、接触感染により、体内に侵入してきます。

飛沫感染は、咳やくしゃみでウィルスを含む唾液の飛沫が飛び散り、それを別の人が吸い込んでしまう感染経路です。

「とにかく離れる」「マスクの着用」を心掛けました。

眠るときは別室にして隔離しました。

同じ部屋であれば、枕の向きをそろえて並んで寝るのではなく、互い違いにするだけでも、相手の顔からの距離がとれるようになり効果的なようです。

そしてマスクの着用も大事です。

患者、家族の両方がマスクを着用することで、患者からの飛沫の飛び散りと、飛び散った飛沫を家族が吸い込むことの両方を防ぐことができます。

一方、接触感染は、咳やくしゃみでウィルスを含む唾液の飛沫や鼻水が手などにつき、それがドアノブなどの共用部を介して他の人に広がっていく感染経路です。

この経路での感染を防ぐには、予防の定番「手洗い」「マスク」が有効です。

生活していると、身の回りの色々な場所を手で触ります。ドアノブ、テーブル、食べ物、洋服などなど。

患者のウィルスが付着しているかもしれないものばかりです。そしてその手で、目や髪の毛、口元、頬、鼻など、自分の顔まわりも触ります。

もしウィルスが口などに入れば、感染につながります。

殺菌や消毒効果のある消毒用エタノールはインフルエンザを予防するのに効果的です。手指消毒として使用することもおすすめです。

そして、タオルは患者と共用にしない方がよいそうです。タオルを介して家族に感染が広がる可能性があるためです。

 

 予防接種を受ける

重症化や合併症を防いだり、発症をある程度抑える効果は認められているので、予防接種もインフルエンザ対策に有効です。

予防接種をすることで、あらかじめ病原体と戦うための体の準備ができます。

ただ気をつけないといけないのは、他の病気のワクチンと違い、インフルエンザワクチンの接種は発症を完全に抑えるものではない、という点です。

今回、私は出遅れてしまい予防接種ができていませんでした。

しかし、インフルエンザはA型の中にも異なる型、そしてB型もあるため、完治後に予防接種を受けました。

 

 免疫力を高める

体の中に入ってきたインフルエンザウィルスを迎え撃つのは体の免疫システムです。十分な睡眠、食事をとることで、免疫が十分働けるようにする必要があります。

また加湿や水分補給も有効です。鼻・喉の粘膜細胞が乾燥すると、侵入してきたウィルスなどの異物を排出する力が弱くなります。

そして、歯磨きもインフルエンザの予防に効果的です。

口の中の細菌はプロテアーゼ、ノイラミニダーゼという酵素をつくります。プロテアーゼ、ノイラミニダーゼは粘膜を覆っているタンパク質を破壊して、インフルエンザウイルスが細胞にくっつき、侵入するのを手助けします。

なので口の中が汚れて細菌が繁殖すると、インフルエンザウイルスにとって格好の環境となってしまうため、インフルエンザが発症しやすくなってしまうということです。

歯科医院でのクリーニングもインフルエンザ予防になりますね。

 

小さな積み重ねがインフルエンザの発症を防いだり、万が一発症してしまったとしても重症化を防ぐことにつながることになるかもしれません。

 

感染予防対策をしてこの冬を乗り越えましょう!

 

✳︎歯科衛生士 辻尾✳︎

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