雷鳥

このところ、夏日の気温まで上がる日が珍しくなくなってきましたね。少し前のGWのことにはなりますが、残雪の山の話で涼しくなっていただけたらと思います。

長野県黒部ダムの玄関口扇沢から登ることのできる爺ヶ岳に行ってきました。夏の登山道がよく整備されているので、お子さんから年配の方まで、初心者の方も楽しめる山です。しかしまだ雪の残る5月には夏道は使わず、尾根をたどって頂上を目指します。

木の根を踏み、ヤブをかき分け進むこと1時間半。尾根に残雪が現れたら雪の上を歩いた方が楽チンです。

高度をあげていくと、遠くに槍ヶ岳がみえてきました。

そしてどーんと絶景!

更に登っていくと剱岳が神々しい。

ようやく爺ヶ岳山頂に到着です。

グエッという物音に振り向くと、オスの雷鳥が。冬の間は雪の中で暮らすので毛色は真っ白ですが、夏毛になっています。

そしてメスも。こちらは冬毛が随分残っています。二羽はつがいのようです。

雷鳥とは、天敵から身を守るために霧や雷雨で視界が悪い時に出てくることから呼ばれている名で、晴天で出会えるのは本当にラッキーでした。

雷鳥は特別天然記念物で自然環境が厳しい標高2400m以上で生息する希少な鳥です。立山で2001年には167羽しか確認されず、現在も温暖化や人の手による環境破壊でその数は減少しているのです。

高山で健気に生きる動物のために、人間中心主義の生活をしてはいけないと心に刻み、二羽の雷鳥も無事に子育てをして欲しいと願いながら、山を後にしました。

皆様も快適さを追うのではなく、物や資源を大切にする生活をしていきませんか?。

最後までお読み下さり、有難うございました。慣れない暑さに体調など崩されませんよう、どうぞお身体をご自愛ください。

担当は歯科医師小嶋智子でした。

 

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