入れ歯の注意点

寒い日が続いていますが皆さんお元気でしょうか。

今回は入れ歯の注意点についてお書きします。入れ歯が初めての方、新しく作り直された方も基本的に同じです。

1.まず義歯に慣れましょう

初めての方は違和感でとても入れていられないと思います。今日は10分、翌日は20分といった具合に少しずつでいいのでお口に入れている時間を長くしてみてください。新しい靴や眼鏡と同じで10日間ぐらいでだんだん慣れていきます。

最初は固いものや大きいものを無理に食べずに小さく分けて少しずつゆっくり咬んでください。

慣れてきますと比較的強い力で咬めるようになります、そのため歯茎が傷ついて痛むことがあります。そのような時は当たる部位を確認してご来院ください。

2.義歯を破損しないように気を付けましょう

ご自分で義歯を調整しないでください。修復不能になる場合があります。

硬いものの上に落したり、熱湯や火に近づけないでください。破損や変形の原因となります。

3.歯と入れ歯を清潔に保ちましょう

基本的には毎食後外して洗浄してください。食器用洗剤で洗っても大丈夫です。細かい部分の汚れは義歯用の歯ブラシを使用するとよいですが、強くこすりすぎると細かい傷ができ細菌の温床となりますので注意が必要です。

コップやタッパー等を用意してお水を入れてください。就寝時には義歯を外してその中に保管してください。乾燥すると変形の原因となります。ティッシュにくるんで部屋に置いておいたら家族の方がごみと思って捨ててしまったケースがあります。外したら必ず決められた容器に入れておくことをお勧めします。時々ポリデントやパーシャルデントなど入れ歯洗浄剤を使用するときれいな状態が長持ちします。

4.定期的に健診を受けましょう

時間とともに歯茎が痩せてきたり、義歯を支えている歯が弱くなったり、入れ歯がすり減ったりして合わなくなってきます。そのような時はご連絡ください。

異常がなくても半年か一年に一度は点検のためご来院ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

担当は歯科医 阿部でした。

 

唾液

今年は暖冬と予報されています。そうは言っても少しずつ寒さが増してきましたね。風邪に罹り易い季節になりますが、皆様はお元気でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?。

風邪予防には睡眠・栄養が挙げられますが、唾液も重要です。まず唾液には8つも働きがあります。

①粘膜保護・潤滑作用:唾液がなかったら口がカラカラで痛くてしゃべることができません。②洗浄作用:お口の中を洗い流しきれいにします。③殺菌・抗菌作用:細菌が体の中に入ってくるのを防いでいます。もしも唾液がなかったら、あっという間に細菌の感染を受け、命にもかかわります。④粘膜修復作用:お口の中の傷は治り易いです。⑤自浄作用:唾液中の酵素アミラーゼがデンプンを分解し、食べ物の消化を助けます。⑥溶解・凝集作用:唾液がないとパサパサして食べ物を、飲み込むことが困難になります。⑦緩衝作用:飲食により酸性に傾いた口内のpHを中和させ虫歯を防ぎます。⑧再石灰化作用:飲食により溶けかかった歯の表面を修復し、虫歯を防ぎます。

このように唾液は生命維持に欠かせないものです。しかし服用薬の副作用や糖尿病、シェーグレン症候群があると唾液の分泌が悪くなってしまいます。

また病気ではなく、ストレスや緊張、噛みしめが原因になると舌の動きが悪くなるために、唾液の流れが悪くなります。

唾液は量が出ること、そして流れがあることも重要です。川も流れていないと臭いを発するようになるように、唾液の流れがないと口臭の原因にもなります。

薬や病気が原因の場合、医科のアプローチが必要になりますが、唾液の流れを良くするためには、水分補給や舌の動きを良くする、食事をよく噛む、唾液腺マッサージが効果的です。

噛んだガムを口の中でコロコロ転がして、舌を動かすことで唾液の分泌が促されます。目線は下を向かず、地面に平行にする事で、唾液の流れが良くなります。また舌の動きを悪くする噛みしめは、舌の先で上顎に触れ、ラを発音する位置にしておくことで防ぐことが出来ます。

舌が止まった状態にしないことが唾液が流れるためには重要です。

大切な唾液に問題を感じられましたら、口の渇きが気になることがありましたら、どうぞ一度ご相談ください。

担当は歯科医 小嶋智子でした。

 

 

 

 

 

 

 

仮の歯や仮付け

皆様お久しぶりです。
だんだんと気温も低くなってきましたね。
診療終了間近だと少し前まではまだ明かるかったのですが、最近は診療所を出るともう暗くなっていて日が短くなったと感じます。
ちまたでは風疹も流行っているようですが、これからは風邪も流行ってくると思いますので、皆様健康管理にはお気をつけてください。

さて歯科治療において、むし歯の治療や根の治療の最中に仮の歯を使ったり、仮の詰め物をしたりします。
治療中もなるべくお食事等に支障が出にくいように仮の歯を使ったり、しみたりしないように仮の詰め物をしたりします。
さらに自費治療での場合が多いですが、最終的なかぶせ物を仮付けする事もあります。本付け時に皆様にはもう一度治療に来ていただかないとならないのですが、使用感や見た目を確認するために行っているのでご理解下さい。
仮付け時の注意事項として、仮の歯や仮付けに使う材料は若干弱いため取れてしまう場合があるので、硬いものや粘りつくようなものはなるべく食べないようにしてください。
また仮の歯や仮付けの部分は、爪楊枝・歯間ブラシ・フロス(糸ようじ)の使用はなるべく避け、歯ブラシだけにしていただいた方が良いです。仮の歯で長期に治療をする場合もありますが、そのような場合は歯科医師や歯科衛生士の指示にしたがって下されば大丈夫です。

今日は月に一度のインプラントの日です。
先週は講習会に行ってきたのですが、今日はインプラントの専門の先生にも来ていただいて一緒に診療をしています。講習会等も勉強になりますが、実際の治療に接しながらの方が同じ事を身に付けるとしても多くを吸収できると思います。
何事もそうだと思いますが、日々の勉強が大切だ思いました。
これからも日々精進していきたいと思います。

今回の担当は歯科医師の濱田でした。

歯の根の治療後の注意点

10月としては暑い日が続いていましたが、昨日今日と肌寒いですね。だんだんと秋らしくなっていくのは感じますが、気温差が激しく体調を崩しやすいので皆さんお体にはくれぐれもお気をつけください。

さて前回は抜歯後の注意点でしたが、今回は根の治療後の注意点についてです。

根の治療は2つのパターンがあります。

A.虫歯の進行が歯の神経に達した結果、神経を取らないと痛みが取れない、あるいは   現在症状がなくても将来痛みが出る場合

B.以前神経の処置した歯の根の先に膿がたまってしまった場合

注意事項は基本的に同じです。

1.麻酔をされた方は麻酔が効いている間(個人差はありますが2-3時間程度)は食事を避けてください。麻酔により感覚が鈍いので火傷したり唇や頬を咬んでしまうからです。どうしても食べないといけない場合は冷ましてゆっくりと食べるようにしてください。

2.歯の根の構造は木の幹と枝に例えられます。細い針のような器具で歯の神経を除去しますが取れるのは幹の部分のみで枝の部分は神経が残っている可能性があります。その部分はお薬で除去するため治療後2-3日鈍い痛みが出る場合があります。通常は徐々に落ち着いていきますが、ずきずきしたり腫れてきた場合は遠慮せずご連絡ください。またBの場合も処置したことにより菌の交代現象が起こり腫れたりすることがありますのでその時もご連絡ください。

3.治療後はその歯で硬いものを咬んだり、手でいじったりせず安静にしておいた方が痛みが出にくく早く治ります。歯の破折防止にもなります。

4.根の治療は同じようなことを繰り返すので患者さんは何をしているんだろうと疑問に思われるかもしれませんが、歯の土台となる重要な部分です。数回かかる場合もありますが頑張って御来院ください。

担当は歯科医の阿部でした。