エナメル質減形成

インフルエンザが流行っていたり、大きな気温の変化があったりと、体には何かと厳しい季節真っ最中ですが、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか?。

歯の表面を覆うエナメル質は、体の中で最も硬い組織です。エナメル質が完全に硬くならずに、デコボコしたり、茶色や黄色、白く濁った状態をエナメル質減形成といいます。

乳歯と一部の永久歯(前歯と6歳臼歯)は、赤ちゃんがお母さんの、お腹の中にいる間から作られます。胎生7週頃から歯が作られた始め、14週頃から石灰化が始まりますが、この時期にお母さんの体調や栄養状態、ホルモン異常などが原因になり、あらわれるのではないかといわれています。

また、前歯と6歳臼歯以外の永久歯がエナメル質減形成になる原因としては

局所的原因:乳歯の虫歯がひどかったり外     傷を受けた場合

全身的原因  :  乳幼児期の全身的な病気、栄養障害、ビタミン不足です。

エナメル質減形成は歯質が欠けていたり石灰化が不全なため、虫歯になるリスクが高く、また一旦虫歯になると進行が速いことが危惧されます。

ご家庭でできる予防対策としては

★ブラッシングと低濃度フッ素の歯磨き粉や仕上げジェルを使う。

歯科医院での処置としては

★軽度の場合は、定期検診および定期的に高濃度フッ素の塗布。

★虫歯になってしまったり、重度の場合は、虫歯治療や神経治療を行います。

エナメル質減形成なのでは?と思ったら、早めにご相談ください。

谷川岳の展望が素晴らしい白毛門を歩いてきました。ブルーと白のコントラストがたまりません。

まだまだ寒い日は続きますので、どうぞお身体ご自愛ください。                                                      担当は歯科医師 小嶋でした。

 

 

 

 

誤嚥性肺炎

皆様お久しぶりです。
いかがお過ごしでしょうか。
寒い日も多く関東では乾燥状態も続き、インフルエンザも流行の兆しをみせていますが、大丈夫でしょうか。

さて、皆さん「誤嚥性肺炎」をご存知でしょか。
人は歳をとるにつれ、物を「ごくん」と飲み込力が弱くなっていきます。
しっかり飲み込めずに食べ物が気管に入ってしまうと、咳き込んでつらいばかりでなく、「細菌」も気管から肺に入り「肺炎」を引き起こしてしまうこともあります。
それが「誤嚥性肺炎」です。
普段からお食事などの時に咳き込みがちな方は、飲み込む力が弱まっている可能性もあり、誤嚥性肺炎を起こすリスクも高くなります。
誤嚥性肺炎は、気管に誤嚥してしまいその先の肺で炎症をおこしてしまうので、防ぐためには口腔内の環境を清潔に保ち、正常な飲み込む力がなるべく維持できている事が重要だと思います。

そこで飲み込む力を比較的簡単に鍛えられる「パタカラ体操」をご紹介します。
「パタカラ体操」は言わば「お口の体操」です。
「パ」「タ」「カ」「ラ」を、それぞれ4文字「パパパパ・タタタタ・カカカカ・ララララ」と毎回のお食事の前に10回繰り返して発音するだけです。
各文字の字数や繰り返しの回数は多少変わっても問題無いと思います。
「パ」は唇を開け閉めする力をつよくします。大きく破裂するような感じで発音しましょう
「タ」は舌の先の力をつよくします。しっかりと舌が上あごにくっつくように発音しましょう
「カ」は舌の奥の力をつよくします。舌の根元を喉におしつけるように発音しましょう
「ラ」は舌を巻く力をつよくします。舌をしっかり巻いて発音しましょう
各々ただ発音するだけでなく「大きな声で、一文字一文字、はっきりと」意識して声に出すと効果的です。

「パタカラ体操」は飲み込む力を高めるだけでなく、いびきや歯ぎしりの改善、唾液分泌の促進(ドライマウスの防止)等様々な効果があると言われています。
是非、毎日の習慣として健康維持の助けにしてください。

またお口の環境を整えるためには定期的なメンテナンスも大切ですので、是非いらして下さい。
ご連絡お待ちしております。

歯科医師濱田が担当いたしました。

入れ歯の注意点

寒い日が続いていますが皆さんお元気でしょうか。

今回は入れ歯の注意点についてお書きします。入れ歯が初めての方、新しく作り直された方も基本的に同じです。

1.まず義歯に慣れましょう

初めての方は違和感でとても入れていられないと思います。今日は10分、翌日は20分といった具合に少しずつでいいのでお口に入れている時間を長くしてみてください。新しい靴や眼鏡と同じで10日間ぐらいでだんだん慣れていきます。

最初は固いものや大きいものを無理に食べずに小さく分けて少しずつゆっくり咬んでください。

慣れてきますと比較的強い力で咬めるようになります、そのため歯茎が傷ついて痛むことがあります。そのような時は当たる部位を確認してご来院ください。

2.義歯を破損しないように気を付けましょう

ご自分で義歯を調整しないでください。修復不能になる場合があります。

硬いものの上に落したり、熱湯や火に近づけないでください。破損や変形の原因となります。

3.歯と入れ歯を清潔に保ちましょう

基本的には毎食後外して洗浄してください。食器用洗剤で洗っても大丈夫です。細かい部分の汚れは義歯用の歯ブラシを使用するとよいですが、強くこすりすぎると細かい傷ができ細菌の温床となりますので注意が必要です。

コップやタッパー等を用意してお水を入れてください。就寝時には義歯を外してその中に保管してください。乾燥すると変形の原因となります。ティッシュにくるんで部屋に置いておいたら家族の方がごみと思って捨ててしまったケースがあります。外したら必ず決められた容器に入れておくことをお勧めします。時々ポリデントやパーシャルデントなど入れ歯洗浄剤を使用するときれいな状態が長持ちします。

4.定期的に健診を受けましょう

時間とともに歯茎が痩せてきたり、義歯を支えている歯が弱くなったり、入れ歯がすり減ったりして合わなくなってきます。そのような時はご連絡ください。

異常がなくても半年か一年に一度は点検のためご来院ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

担当は歯科医 阿部でした。

 

唾液

今年は暖冬と予報されています。そうは言っても少しずつ寒さが増してきましたね。風邪に罹り易い季節になりますが、皆様はお元気でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?。

風邪予防には睡眠・栄養が挙げられますが、唾液も重要です。まず唾液には8つも働きがあります。

①粘膜保護・潤滑作用:唾液がなかったら口がカラカラで痛くてしゃべることができません。②洗浄作用:お口の中を洗い流しきれいにします。③殺菌・抗菌作用:細菌が体の中に入ってくるのを防いでいます。もしも唾液がなかったら、あっという間に細菌の感染を受け、命にもかかわります。④粘膜修復作用:お口の中の傷は治り易いです。⑤自浄作用:唾液中の酵素アミラーゼがデンプンを分解し、食べ物の消化を助けます。⑥溶解・凝集作用:唾液がないとパサパサして食べ物を、飲み込むことが困難になります。⑦緩衝作用:飲食により酸性に傾いた口内のpHを中和させ虫歯を防ぎます。⑧再石灰化作用:飲食により溶けかかった歯の表面を修復し、虫歯を防ぎます。

このように唾液は生命維持に欠かせないものです。しかし服用薬の副作用や糖尿病、シェーグレン症候群があると唾液の分泌が悪くなってしまいます。

また病気ではなく、ストレスや緊張、噛みしめが原因になると舌の動きが悪くなるために、唾液の流れが悪くなります。

唾液は量が出ること、そして流れがあることも重要です。川も流れていないと臭いを発するようになるように、唾液の流れがないと口臭の原因にもなります。

薬や病気が原因の場合、医科のアプローチが必要になりますが、唾液の流れを良くするためには、水分補給や舌の動きを良くする、食事をよく噛む、唾液腺マッサージが効果的です。

噛んだガムを口の中でコロコロ転がして、舌を動かすことで唾液の分泌が促されます。目線は下を向かず、地面に平行にする事で、唾液の流れが良くなります。また舌の動きを悪くする噛みしめは、舌の先で上顎に触れ、ラを発音する位置にしておくことで防ぐことが出来ます。

舌が止まった状態にしないことが唾液が流れるためには重要です。

大切な唾液に問題を感じられましたら、口の渇きが気になることがありましたら、どうぞ一度ご相談ください。

担当は歯科医 小嶋智子でした。

 

 

 

 

 

 

 

仮の歯や仮付け

皆様お久しぶりです。
だんだんと気温も低くなってきましたね。
診療終了間近だと少し前まではまだ明かるかったのですが、最近は診療所を出るともう暗くなっていて日が短くなったと感じます。
ちまたでは風疹も流行っているようですが、これからは風邪も流行ってくると思いますので、皆様健康管理にはお気をつけてください。

さて歯科治療において、むし歯の治療や根の治療の最中に仮の歯を使ったり、仮の詰め物をしたりします。
治療中もなるべくお食事等に支障が出にくいように仮の歯を使ったり、しみたりしないように仮の詰め物をしたりします。
さらに自費治療での場合が多いですが、最終的なかぶせ物を仮付けする事もあります。本付け時に皆様にはもう一度治療に来ていただかないとならないのですが、使用感や見た目を確認するために行っているのでご理解下さい。
仮付け時の注意事項として、仮の歯や仮付けに使う材料は若干弱いため取れてしまう場合があるので、硬いものや粘りつくようなものはなるべく食べないようにしてください。
また仮の歯や仮付けの部分は、爪楊枝・歯間ブラシ・フロス(糸ようじ)の使用はなるべく避け、歯ブラシだけにしていただいた方が良いです。仮の歯で長期に治療をする場合もありますが、そのような場合は歯科医師や歯科衛生士の指示にしたがって下されば大丈夫です。

今日は月に一度のインプラントの日です。
先週は講習会に行ってきたのですが、今日はインプラントの専門の先生にも来ていただいて一緒に診療をしています。講習会等も勉強になりますが、実際の治療に接しながらの方が同じ事を身に付けるとしても多くを吸収できると思います。
何事もそうだと思いますが、日々の勉強が大切だ思いました。
これからも日々精進していきたいと思います。

今回の担当は歯科医師の濱田でした。