むし歯になりにくい食事法

こんにちは!

早いもので、もう10月になりました。涼しくなって過ごしやすくなりましたね。しっかり感染予防対策をしながら、今年もあと2か月。気を引き締めて過ごしていきたいと思います。

先日、実家の新潟から新米と梨が届きました!新米は炊きあがりも、ふっくらツヤツヤでとっても美味しかったです。

私は食べることが大好きなので、家にいる時間が長くなると、ついつい果物やお菓子に手を伸ばしてしまうことが増えていると感じます。

歯は、食事や間食(特に砂糖の摂取)のたびに、虫歯菌が食事の糖をエサに、酸を出して歯のエナメル質を溶かすこと(脱灰)と、唾液に含まれるリン酸とカルシウムによってエナメル質が修復されること(再石灰化)を繰り返しています。

このバランスが取れているときは虫歯にはなりませんが、間食を頻繁にとったり、ダラダラと長く飲食したりしていると、再石灰化が間に合わず、虫歯を招きやすくなります。

【むし歯になりにくい食事法のポイント】

①甘いものは食後にまとめて食べる。

食事と食事の間に甘いものを食べる習慣があると、その回数が多いほど、脱灰の回数も増えるので、虫歯になりやすい状態になります。甘いものは、食後のデザートとして食べるようにして脱灰の回数を減らしましょう。

②ジュースの飲み方に注意!

甘いドリンクや炭酸飲料などの飲み物にも糖分が含まれているため、虫歯菌のエサになります。歯を磨いた後は、甘い飲み物はやめましょう。とくに、小さなお子様に哺乳瓶などで砂糖入り飲料をダラダラ飲ませるのはとても危険です。

③虫歯予防に効果的なガムの活用

ガムを噛むことで再石灰化を促進する唾液の分泌を促すことができます。最近は虫歯予防に役立つ「機能性ガム」も多く市販されています。

浜岡歯科クリニックでは、歯科専売品の甘味料にキシリトール100パーセント使用したガムを取り扱っておりますので、治療やメンテナンスにご来院いただいた際に、スタッフにお声がけいただければ効果的な食べ方をライフスタイルに合わせてアドバイスいたします。

食べ方、食べるタイミングなど・・・できることから取り入れて虫歯にならないようにお気を付け下さい!

世田谷区 千歳烏山

浜岡歯科クリニック トリートメントコーディネーター

山口が担当いたしました。

 

 

愛用品

こんにちは。
12月に入り寒さが一層増したように感じておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
いよいよ今年も1ヶ月を切りましたね。
毎年大掃除がぎりぎりになってしまうので、今年こそは!年末に向け早め早めに始めたいなと思います😊

さて、みなさんは歯磨き粉をどのように選ばれていますか?
フッ素入り
歯周病予防
歯を白くする
などと目にすることも多いかと思いますが、歯磨き粉は色々な種類がありますので、目的に合わせて選んでいだだけるといいと思います!

写真は、当院で販売している歯磨き粉の一部です🌟
今回はその中の1つで、わたしも愛用しているもののお話を少しだけ…

わたしが愛用しているものは、一番左の「アパガードリナメル ホームケアペースト」です。

この歯磨き粉は
ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトという成分が配合されていて、ハイドロキシアパタイトは歯のエナメル質の97%・象牙質の70%を占めている歯の主成分といえるものです!(歯の主成分とほぼ同じ成分が入っている歯磨き粉 という言い方が分かりやすいですね♪)

特徴
①プラークを吸着除去
(ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは、プラ―クのもととなるミュ―タンス菌を吸着する性質があります。)

②ミクロの傷を埋める
(ナノレベルで歯の主成分ハイドロキシアパタイトを補給します。ミクロの傷を埋めることで歯がなめらかになり、プラークや着色よごれをつきにくくします。)

③初期虫歯の再石灰化
(ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは、エナメル質から溶けだしたミネラルを補給し、再石灰化します。)

フッ素は入っていませんが、同じように虫歯予防に優れています。
また、ホワイトニング中はフッ素は効果を下げてしまうためできるだけ避けた方がいいものなので、ホワイトニングをされている方へもおすすめの歯磨き粉です!

継続して使っていると歯のツルツル感が実感でき、
気持ちよくて手放せなくなってしまいました✨

ちなみに、市販で販売されているアパガードシリーズよりも、こちらの歯科専売のリナメルのほうがハイドロキシアパタイトが高配合されているのでおすすめです^ ^

どういう歯磨き粉が自分に合っているのか分からない
という方はぜひお気軽にご相談下さいね!

 

世田谷区  千歳烏山  浜岡歯科クリニック
歯科衛生士 山口 が担当いたしました。

エナメル質減形成

インフルエンザが流行っていたり、大きな気温の変化があったりと、体には何かと厳しい季節真っ最中ですが、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか?。

歯の表面を覆うエナメル質は、体の中で最も硬い組織です。エナメル質が完全に硬くならずに、デコボコしたり、茶色や黄色、白く濁った状態をエナメル質減形成といいます。

乳歯と一部の永久歯(前歯と6歳臼歯)は、赤ちゃんがお母さんの、お腹の中にいる間から作られます。胎生7週頃から歯が作られた始め、14週頃から石灰化が始まりますが、この時期にお母さんの体調や栄養状態、ホルモン異常などが原因になり、あらわれるのではないかといわれています。

また、前歯と6歳臼歯以外の永久歯がエナメル質減形成になる原因としては

局所的原因:乳歯の虫歯がひどかったり外     傷を受けた場合

全身的原因  :  乳幼児期の全身的な病気、栄養障害、ビタミン不足です。

エナメル質減形成は歯質が欠けていたり石灰化が不全なため、虫歯になるリスクが高く、また一旦虫歯になると進行が速いことが危惧されます。

ご家庭でできる予防対策としては

★ブラッシングと低濃度フッ素の歯磨き粉や仕上げジェルを使う。

歯科医院での処置としては

★軽度の場合は、定期検診および定期的に高濃度フッ素の塗布。

★虫歯になってしまったり、重度の場合は、虫歯治療や神経治療を行います。

エナメル質減形成なのでは?と思ったら、早めにご相談ください。

谷川岳の展望が素晴らしい白毛門を歩いてきました。ブルーと白のコントラストがたまりません。

まだまだ寒い日は続きますので、どうぞお身体ご自愛ください。                                                      担当は歯科医師 小嶋でした。