顎関節症

皆様お久しぶりです。
東京では再びコロナウイルスの感染傾向が高くなっている気がいたしますが、自分や周りの人の為に自身でできる限りの感染予防対策をしていきたいですね。

今回は以前にもお話したと思いますが、「顎関節症」についてのお話です。

顎の関節は、左右が対になって同時に動き、しかも回転しながら前に出るという複雑な動きをする唯一の関節です。
左右のバランスが崩れる等、ちょっとしたことで影響を受けやすく、成人のおよそ半数が顎に何らかの異常を感じたことがあるという事です。

「顎の関節や筋肉が痛む」「顎の関節がカクカク鳴る」「口が開かない」などの症状を引き起こす病気を総称して「顎関節症」といいます。症状が悪化すると治療が難しくなるため、早期発見・治療が大切です。

そこで顎関節症のセルフチェック!です。

・check1 口を大きく開いたとき、人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?

すっと入る     1点
ほぼ問題ない    2点
どちらともいえない 3点
やや困難      4点
全く入らない    5点

・check2 口を大きく開け閉めした時、あごの痛みがありますか?

全くない      1点
たまにある     2点
どちらともいえない 3点
しばしばある    4点
いつもある     5点

・check3 口を大きく開いた時、まっすぐに開きますか?

いつもまっすぐ   1点
たまに曲がる    2点
どちらともいえない 3点
しばしば曲がる   4点
いつも曲がる    5点

・check4 干し肉、するめ、タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛みまか?

痛まない      1点
たまに痛む     2点
どちらともいえない 3点
しばしば痛む    4点
いつも痛む     5点

以上の質問にお答えして、点数を合計してください。
9点以上の方は顎関節症の疑いがあります。
check2 で「痛みがある」と回答した方はそれだけでも注意が必要です。

顎関節症の症状はさまざまで、顎の関節で音が鳴ったり、お口が開かなくなったり、痛みを伴う場合もあります。
また治療も、顎の機能訓練・お薬・マウスピース・手術などさまざまです。
普段、無意識のうちにやっているさまざまな習慣(歯ぎしり・食いしばり・頬づえ等)はなかなか自分だけでは改善できません。心当たりのある方や、チェックリストで9点以上だった方はお早めの受診をお勧めいたします。
口腔環境を守るためには定期的なチェックが欠かせません、是非メンテナンスにもいらしてください。

歯科医師濱田が担当いたしました。

睡眠無呼吸

こんにちは

最近は暑くなってきており、少しづつ寝苦しい時期となってしまいました。睡眠は人生の3分の1を占めるほど大事なものです。

暑くて寝苦しいだけでなく、睡眠がしっかりと取れない睡眠時無呼吸状態の方は、日中眠いだけでなく、高血圧、糖尿病など様々な障害が出てしまいます。

今回は睡眠時無呼吸に関して歯科の方から出来る治療方法を紹介させて頂きます。

まず睡眠時無呼吸とはどのような種類があるのか説明させて頂きます。大きく二種類あり、骨格や肥満によって上気道が圧迫されイビキが出る閉塞型睡眠時無呼吸と、脳から呼吸をする指令が来ない中枢型睡眠時無呼吸があり、9割の方は閉塞型になります。

日本人は骨格的に欧米の人に比べると頭頸部が扁平で長形の骨格の人が多く、肥満でなくても気道が狭窄しやすく、閉塞型睡眠時無呼吸になりやすいそうです。

気道が狭窄し、十分に呼吸が出来ないと苦しくて覚醒を繰り返すため交感神経優位になり、血圧の上昇につながってしまいます。このような二次性高血圧の方は血圧のお薬が効きづらい方が多いです。

睡眠無呼吸の治療方で代表的なものはCPAPがあります。CPAPは鼻に装置を装着し一定の圧力を気道にかけることによって空気を送り込む方法です。

とても重要な治療で幅広く使用されております。

ただ装置が大きく持ち運びの面や使用感で合わない方もいらっしゃいます。

その際、閉塞型の睡眠時無呼吸の場合歯科治療でお手伝いできることがあります。

上下にマウスピース状のものをつけて頂き、下顎を前に動かすことにより気道を確保して睡眠時の無呼吸状態の改善を目的とすると装置になります。持ち運びが簡単で、無理矢理空気を送られる不快感も少ない装置になります。

特定の条件下では、保険で作ることが可能な装置です。

睡眠無呼吸はちょっと眠たいだけと侮らず医師の先生の診察をしっかりと受ける事をおススメ致します。

そのなかでCPAPを使用しづらいなどお困りの方がいらっしゃいましたらぜひご相談ください。

歯科医師濱岡玄でした。