頬杖とお口のトラブル

こんにちは!皆さんいかがお過ごしですか。

台風の影響思ったほどではなく、よかったです。いやこれからでしょうか?毎年6月から台風接近ってよくありましたっけ?発生しても近づいてくるイメージがないのですがどうだったでしょうか?

本日は、コロナウイルスのワクチン2回目を受けてきました。世田谷の医師会と歯科医師会が一緒になって梅ヶ丘の会場で行っているものです。2回目なのでこれから症状が出るのでしょうか。症状が出るのは若い方が多いと聞いていますので大丈夫ではないかと高を括っているのですがどうでしょう?少し不安です。

さて、この頃、頬杖を無意識についている事が多く、いけないと思うことがよくあります。考え事をしていて思わず、仕事が終わり帰宅しぼーっとして思わず、運転中の信号待ちで思わず、本当に頻繫にしています。

たかが頬杖ですが見た目はもちろん健康にも良くないので気付いたらすぐやめるようにしています。頬杖は頬とはありますが下あごを手にのせたり押したりします。下あごは関節で上あごと繋がり、四方八方に動き食べ物をすりつぶすのにも活躍します。頬杖をつくとその下あごに頭の重さがのしかかり(成人の頭の重さは約4~6kg)、一気に負荷がかかります。

そのため下あごが後退したりゆがみ、歯並びが悪くなるだけでなく噛み合わせもズレていき、歯と歯の間にすき間が生まれて虫歯や歯周病のリスクが高まります。 さらに、下あごは関節で固定されているのですから顎関節症のリスクも高くなります。

また頬杖は、左右交互に均等につくことはあまりありません。左右のどちらか片側でつくケースが多いようです。片側の頬ばかりに圧がかかる状態が続くと、顔の骨や口角などがゆがんでしまうこともあります。結果的に、顔にもゆがみが生まれしまいます。いい事は一つもありません。

癖だからといって甘くみると危険です。皆さんも気付いたらすぐにやめましょう!

世田谷区 千歳烏山 浜岡歯科クリニック

受付   開作でした。

 

 

 

 

 

 

 

顎関節症

皆様お久しぶりです。
東京では再びコロナウイルスの感染傾向が高くなっている気がいたしますが、自分や周りの人の為に自身でできる限りの感染予防対策をしていきたいですね。

今回は以前にもお話したと思いますが、「顎関節症」についてのお話です。

顎の関節は、左右が対になって同時に動き、しかも回転しながら前に出るという複雑な動きをする唯一の関節です。
左右のバランスが崩れる等、ちょっとしたことで影響を受けやすく、成人のおよそ半数が顎に何らかの異常を感じたことがあるという事です。

「顎の関節や筋肉が痛む」「顎の関節がカクカク鳴る」「口が開かない」などの症状を引き起こす病気を総称して「顎関節症」といいます。症状が悪化すると治療が難しくなるため、早期発見・治療が大切です。

そこで顎関節症のセルフチェック!です。

・check1 口を大きく開いたとき、人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?

すっと入る     1点
ほぼ問題ない    2点
どちらともいえない 3点
やや困難      4点
全く入らない    5点

・check2 口を大きく開け閉めした時、あごの痛みがありますか?

全くない      1点
たまにある     2点
どちらともいえない 3点
しばしばある    4点
いつもある     5点

・check3 口を大きく開いた時、まっすぐに開きますか?

いつもまっすぐ   1点
たまに曲がる    2点
どちらともいえない 3点
しばしば曲がる   4点
いつも曲がる    5点

・check4 干し肉、するめ、タコなど硬いものを食べるとあごや顔が痛みまか?

痛まない      1点
たまに痛む     2点
どちらともいえない 3点
しばしば痛む    4点
いつも痛む     5点

以上の質問にお答えして、点数を合計してください。
9点以上の方は顎関節症の疑いがあります。
check2 で「痛みがある」と回答した方はそれだけでも注意が必要です。

顎関節症の症状はさまざまで、顎の関節で音が鳴ったり、お口が開かなくなったり、痛みを伴う場合もあります。
また治療も、顎の機能訓練・お薬・マウスピース・手術などさまざまです。
普段、無意識のうちにやっているさまざまな習慣(歯ぎしり・食いしばり・頬づえ等)はなかなか自分だけでは改善できません。心当たりのある方や、チェックリストで9点以上だった方はお早めの受診をお勧めいたします。
口腔環境を守るためには定期的なチェックが欠かせません、是非メンテナンスにもいらしてください。

歯科医師濱田が担当いたしました。